さて、申請関係では最重要のビザ申請。
入国してから3か月以内に申請が完了するようにするためには、入国後1.5ヶ月くらいには行っておきたい。

まず注意すべき点は、「ビザ」という名前。ドイツ語では「Visum」だが、実際の申請ではほぼ使われない。実際に使用される単語は「Aufenthaltstitel (滞在許可) 」。

滞在許可は2011年頃にカードタイプになり、インターネット上で住民が管理できるようなシステムに変更されたとのこと。正式名称は「Elektronischer Aufenthaitstitel(e-AT)」。概要については、こちら(ドイツニュースダイジェスト)にわかりやすく書かれている。

ヴュルツブルグ ゲアブルン区の場合、以下の流れで申請を行っていく。(他のドイツ滞在者のブログを読む限り、他の地区もだいたい同じ流れの様子。)


1.必要書類
a) パスポート
b) Gerbrunnの役所で発行してもらった住民登録票(A4の紙)
c) 住民登録の際にもらった個人情報アンケート
d) 住宅の賃貸契約書
e) 健康保険証書
f) 学校の入学証明書(契約書)
g) 証明写真1枚(パスポートサイズ)
h) 滞在費用の証明書
i) 申請手数料(1年以内だと€100)


2.申請の流れ
1) Landratsamt(住民局)へTELにて予約を行う。
2) 個人情報のアンケートをGerbrunnの役所にチェックをしてもらう(役所のサインをもらう)。
3) Landratsamtから予約票が郵送されてくる。
4) 指定日時にLandratsamtへ行き、申請書類を提出。大体の出来上がりの日にちを教えてもらう。
5) 出来上がりの日時近くに再度TELにて予約を行う。
6) Landratsamtから予約票が郵送されてくる。
7) 指定日時にLandratsamtへ行き、費用を支払い、e-AT(滞在許可証)を受領して完了。

かなりスムーズに進んだが、最初の予約からe-AT受領まで5週間を要した。
とは言え、これはかなり早い方だと思う。通常は6週間〜8週間。運が悪いと3か月かかることも。
1人の担当者が完了まで担当するため、タイミングによっては、担当者の長期休暇などで、やきもきさせられることもあるらしい。3か月を越えてしまう場合は臨時の滞在証明を発行してもらうことになったりもするようである。

ちなみに私の場合、以下のような日程で申請が進んでいった。
5月6日 Landratzamtの予約。(TELがつながらずLandratsamtに直接乗り込む。)
5月13日 e-AT申請。出来上がりは4週間後とのこと。
5月29日 Landratsamtの予約
6月13日 e-AT受領。完了。


3.申請
1) Landratsamt(住民局)への予約
Landratsamtの電話番号は 0931-8003-211,212,264,405
(Gerbrunnで住民登録を行った際にもらった個人情報のアンケートに記載されている。)

ということで早速電話である。
しかし、、電話中であったり、コールされていても出てくれない。4回線もあるのに、である。何度も電話をかけてようやくつながったので、「英語でお願いしたい」と言ってみると、、切られた。英語が出来ない人が出たのだろうか。その後も2度ほどつながったが、いずれも同じ人ですぐ切られる。うーーん、困った。。。
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ということで、Landratsamtに直接乗り込むことにした。
Gerbrunn在住の場合のLandratsamtはこちら。(ちなみにヴュルツブルグの中心部に住んでいる場合はヴュルツブルグのRathausなので場所が異なる。)

受付のおばちゃんに英語で話しかけたところ、これまた通じず…。ただ、やさしいおばちゃんだったので、英語を出来る人を呼んできてくれた。その後外国人局の担当者を呼び出してもらい、なんとか無事に予約を取ることが出来た。指定日時は5月13日10:00。10時からの授業に遅れてしまうが、気力も尽きたので、素直に受け入れることにした。

今思えば、この予約が一番疲れた一日であった。せめて英語がもっと話せればいいのだが…。まぁ、無事に進んだので良しとしよう。


2) Gerbrunnの役所にて個人情報アンケートをチェックしてもらう
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住民登録の際にもらった個人情報のアンケートを記入。すべてドイツ語なので辞書を片手に四苦八苦。一通り書きあがったので、GerbrunnのRathausへ。ここは予約が必要ないので気が楽である。役所の人にチェックをしてもらうい、サインをしてもらう。正味15分ほど。

3) 予約票の受領
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予約をしてから3日後に予約票が郵送されてきた。すべてドイツ語なので大変…。外人局なのに…やさしさが無い。。書類には、指定日時と予約番号、必要書類が書かれている。

3) e-AT(滞在許可)の申請
5月13日、上記必要書類をもってLandratsamtへ。
指定された場所は、Auslanderbehorde(外人局)のお部屋。ここのシステムが少し特殊なので注意が必要。
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まず、受付の機械があるので、画面をタッチする。すると、予約済みかどうか聞かれるので「Ja」をタッチ。次に予約No.を入力する画面に切り替わるので、番号を入力すると確認画面の後、呼び出しがあるまで待つように、との表示になり終了。しばらく椅子に座って待っていると、ドア上部の液晶画面に自分の名前とカウンターNo.が表示されるので入室する。

予約票と必要書類をすべて渡すと、担当者の必要書類チェックが始まる。なお、書類のコピーは、コピーをお願い、と言うとすべてやってくれる。(事前のコピーは必要ない。←ちなみに、ドイツの街中ではコピー機を探すのが大変である。。)

ここで指摘を受けたのは、「 h) 滞在費用の証明書 」。
なぜならこの時、何が必要かがわかっていなかったため、UFJのネットバンキングの口座残高ページを印刷したものしかもっていなかった。(ドイツ語訳を自分で付けたもの)
何が必要かが専門用語だらけで聞き取れないでいると、メモ用紙に文章を書いてくれて、これをSparkasse(銀行)に持って行けとのこと。
ただし、残高があることはUFJの残高から信用してくれたため、申請は進めてくれた。思いっきり「絶対に作ってこいよ。お前を信じているから。」と強く念を押されたが。これは、日本人の役得だったように感じる。

結局、滞在費用証明で何が必要かと言うと、学生の場合、€659/月×滞在期間のSparkonto(貯蓄口座)とそれを証明できるSparkassenbuch(貯金通帳)が必要ということである。
(銀行での口座開設についてはこちらを参照。)


以上、で申請は終了。所要時間は、20分程。担当者の英語が聞き取りにくかったがなんとかなるもんだ。。e-ATの出来上がりは4週間後とのことで、近くなったら予約入れて来てね、とのことで申請は終了。
しっかし、、精神的に疲れたーー。一番のヤマ場が済んだので、帰り道はすごく清々しかったけども。

(その2に続く)