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海外生活が始まって最初に気になることはいくつかあるけれども、その中でも特に重要なのがやはりお金の問題。もちろん日本のカードを持っていれば、ATMでおろすことは出来るので、キャッシング枠に余裕さえあれば現実的にはひとまず問題はない。

ただし、手数料が毎回取られることになるし、各種生活費用を振込で行わなければいけない場面も多々出てくるし、なにより滞在許可(ビザ)を取る際に、貯蓄口座が必ず必要となる。

そこで、ここでは銀行の口座取得方法を紹介。

1.どの銀行が良いか?
ドイツの銀行はかなり大まかに言うと「Bank」「Sparkasse」「Postbank」の3種類がある。日本人としてイメージする「Bank」はどちらかと言うと証券会社に近い。かつ、店舗数もそれほど多くない。一方、「Sparkasse」は貯蓄銀行とでも言うのだろうか。小さな街にも支店があり、かなり市民の生活に密着しているように思える。「Postbank」郵便局の口座である。概してSparkasseに似ている。

「Bank」「Postbank」については開設したことがないので、まだ詳しくわからない。今後、機会があれば随時アップしていきたいと思う。

なので、今回は、大家さんにも友達にも勧められた「Sparkasse」について。ヴュルツブルグのSparkasseは「Sparkasse Mainfranken Wuerzburg」と言う。銀行のマークは同じだけど、各自治体ごとに会社が違う様子。

ちょっと、表題に対してちゃんとした答えになっていないが、生活費を管理するうえでは「Sparkasse」が良さそうだ、という結論。


2.口座申込み
Sparkasseの支店が開いている時間に行き、口座を開きたい旨を伝える。
ちなみに、ドイツの銀行は、日本の銀行とは違って15時に閉まるということは無い。

・Sparkasse Gerbrunn支店の開店時間:
Montag 8:30-12:00 14:00-17:00
Dienstag 8:30-12:00 14:00-17:00
Mittwoch 8:30-12:00 14:00-17:00
Donnerstag 8:30-12:00 14:00-17:30
Freitag 8:30-12:00 14:00-16:30
土日は休み。

< 必要書類 >
・パスポート もしくは 滞在許可証(e-AT)
・住民登録証(A4の紙)…パスポートの場合(滞在許可申請が終わっていない場合)。

窓口にて、書類を簡単に確認してもらう。(滞在していることを確認していた。)ただ、この日は窓口に人が少なかったため、この場で手続きを行うのは難しいとのことで、二日後に予約を取ってもらい、そこで手続きを進めることとなった。

そして、二日後再訪問。
奥の個室に通され、ドリンクなどが出てくる。担当者は二日前と同じ女性。この人が非常に丁寧に説明してくれてかなり助かった。早速、書類を見せたり、簡単な質問を受けたりして、担当者がPCに打ち込んでいく。合間に雑談などをしながら。

質問内容は、住民登録をすでに体験してさえいれば特に問題になるものはなかった。

< 口座の種類 >
Girokonto (預金口座)
一般的に使用するのがこの口座。ドイツの口座には維持費がかかるのが普通。
Girokontoはおおまかに以下の3種類。

a) Girokonto Vorteil   維持費:€7.95/月
b) Girokonto Komfort  維持費:€4.95/月
c) Girokonto Online   維持費:€0/月(ただし、€1000以上預貯金がある場合。)

維持費がかかる「Vorteil」「Komfort」の利点としてはざっくり以下の通り。
・ 銀行に予約して直接相談に乗ってもらう場合に無料になる。「Online」の場合は€2.50/回かかる。
・ 預貯金に対する利率が異なる。
・ カードが2枚発行可能。「Online」は€12/年で発行可能。
・ クレジットカード(スタンダード、ゴールド)付にした場合の年会費に値段差がある。

まだ、どれほど本腰を入れてドイツに住むかもわからない状況であるし、
ATMでの入出金とオンラインでの振込が出来ればいいので、「Online」にすることにした。
なお、いつでも変更が可能、とのこと。

Sparkonto (貯蓄口座)
貯蓄というか定期預金口座の位置づけだろうか。詳細が把握しきれていないので、わかっている範囲で。(今後理解が深まり次第書いていきたい。)

なにより、滞在許可(ビザ)を取るために必要となる。
経緯は「ビュルツブルグの滞在許可(ビザ)申請 その1」を参照。
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Landratsamtに滞在許可申請に行った際に言われたのが、滞在費用証明のためのこの口座。Landratsamtの担当者にメモを書いてもらって、Sparkasse窓口に持って行って作ってもらったわけだが、
実態は、以下の2点のようである。

・滞在申請の7か月分に相当する€4,613が入ったSparkonto口座の開設。
・さらにその口座は、€659/月までの引出し制限付き。

つまり、学生。語学学生に対して、生活費が€659/月必要と考え、7か月分のお金があることを証明するためのもの、ということである。つまり、1年の場合は、€659×12=€7,908が必要であるということとなる。その旨が写真の通り通帳(sparkassenbuch)に印字され、サインまで入っている。


3.カード到着とネットバンキング
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申込みしてから3日後ほどで、インターネットバンキングのPIN(パスワード)が送られてくる。また1週間程で、銀行のカードも送られてくる。

銀行のカードには「EC-Karte(Maestro)」と言う、いわゆるデビットカード機能が付いている。これが非常に便利である。ほとんどのお店で使えることはもちろん、切符を買う際や、多くの公的な機関での支払いでも使用することが可能。ドイツで生活する上では必須品かもしれない。

インターネットバンキングは、Sparkasse Mainfranken WuerzburgのHPから口座番号と送られてきたパスワードでログインをする。(パスワードは変更可能)


4.口座の管理
Girokonto、Sparkonto共にインターネットで基本的な管理は行うことが出来る。機能的には日本のダイレクトバンキングと相違ないように感じる。
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1点注意としては、日本で言う「通帳記入」。
Girokontoに関しては通帳は存在しない。定期的に銀行へ行き、入出金記録票「Kontoauszuege」を印刷してくる必要がある。どの支店でも印刷可能。言われたのは、「1か月に1回は来てね。1か月過ぎる取り出せなくなるから。」とのこと。1か月過ぎるとどうなるのか、はまだ経験したことがないので不明。


以上が銀行口座の開設。それほどの手間も難しさも無いので、早めに作っておくことをお勧めしたい。