B1コース受講期間:4/22〜6/25
2か月間の集中コース。

こちらでも少し書いたが、ここではB1コースが終了して直感的に感じたことを書いてみる。

B1コースの人数は18人。だいたいが25歳以下。男女比率は学校全体を見ても半分半分だろうか。
日本人は他のクラスに1人だけ、と言った状況。
出身国は本当に様々で、この時は、フランス、スペイン、ロシア、トルコ、イタリア、メキシコ、イラク、サウジアラビア、ウガンダ、インドネシア、韓国。

1.戸惑いの1か月
最初の一か月はとにかくとにかく「アッ」という間に過ぎて行った。人生で一番早かったんじゃないか、ってくらい。
もちろん、要因は語学学校だけではなく、生活すべてが冒険だったからであるが。

1)緊張の初日
1月(A1)からスタートしているコースなので、新参者である。当然自己紹介から。
もちろん、想定済みで前日に練習をしたのは言うまでもない。が、正直、決まり文句以外発言できなかった。
なにより、相当なショックだったのが、「想像をはるかに超えて聞き取れない!」こと。
先生のちょこっとした質問、「何の目的で来たの?」とか「日本ではどこの街に住んでたの?」すら何度か言ってもらってようやく理解したことをすごく覚えている。さらには、生徒のしゃべるドイツ語はさらにさらにわからなかった。ここからしばらくは、苦笑いの生活が続くわけである。。(←ダメな日本人…)

2)すべてが勉強
とにかく最初の頃は授業の進め方に慣れることで精いっぱい。けど、すべてが今までの常識を覆してくれて楽しい。授業の進め方、雰囲気、生徒の反応の仕方、休み時間の過ごし方などなど、、正直最初の1か月間は成長を感じる余裕すら無かった。と言うか、生活はゆっくりしていて楽しんでいたが、あまりに色んなことがありすぎて
「成長してる」ことを考えるタイミングが無かった、と言う方が正確かも。


2.授業の進め方
授業は、まず最初の30分くらいはフリートーク。月曜日だと、週末にやったこと、平日だと、昨晩やったこと、を一人ずつ聞いていく。まぁ、他の生徒は良くしゃべること良くしゃべること…。フリートークで1時間という日も少なくない。その後、前日の宿題やテキストに沿って授業を進めていく。
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テキストは、inlingua編集のもので、文法を中心に進めていく傾向が強い。基本的に毎日宿題が出る。さらに時々、手紙を書く課題が出ることも。解らないことは、すべて先生に質問する、と言うのが基本方針。
とは言っても、わからない単語が多すぎるし、ドイツ語で説明されてもほぼわからないし、という遠慮?恥?でほぼ質問できなかったが…。(ダメダメだ…)

3〜5人の先生が日によって入れ替わりながら教えてくれるので、色々なイントネーションや考え方進め方を体感できところがinlinguaの良い所だと思う。当然几帳面にホワイトボードを書いてくれる先生もいれば、しゃべりメインで聞き取りに慣れない側としては困る先生もいたり。。
色々な留学体験記を読んでいると、進め方が合わなくて学校を変えた、とか書いている人もいるが、少なくとも今のところは、そんな不安はなさそう。他の学校を知らないけど、先生の質は高いと思う。十分満足できている。他の学校を知ってみたいという好奇心はあるけれども。。

先生の話では、inlinguaの授業は「読解力」「文法」「会話力」すべてに力を入れているとのこと。
1つ思うのは、「会話力」に対して。
授業中にきちんと時間を取って会話の練習をすることもあるが、フリートークの方が会話力勉強の役目を担っている。そのため無口な人間としては残念ながら非常に成長スピードが遅い…。正直授業中に「会話を勉強した」という感覚が少なかったのは残念でもあり大いに反省しなくてはいけないトコロ。
ちなみに、聞き取りに関しては毎週実感するくらい成長していく。


3.雰囲気
みんなとても積極的で少し戸惑うくらいににぎやかになることも。この雰囲気は、ある意味カルチャーショック。いわゆる「外国の授業」のイメージにぴったり。全体的に皆優しいし何より社交的。

あまり「遠慮」という言葉は無い。解らないことがあれば、直前に聞いたことであっても何度も質問する。
日本人だと、直前に聞いたことってなかなか聞けないものだけど、、。
一番びっくりしたのはペーパーテストをやっている最中に平気でわからない単語を質問する人がいること。さすがに先生に注意されていたけど。。

休憩時間は、ほとんどの人が外に出てしゃべっている。教室に残っていると、何で外に行かないの?と聞かれることも…。。本当におもしろい。


4.授業内容が理解できてくる頃
だいたい、1か月を過ぎたころ、ようやくテキストに沿って授業が進んでいる時は話の60%くらいが理解できて来た。そして、毎日2,3回は理解して笑えるようになる。笑いのタイミングが合っただけで、なんだかうれしくなるものである。とは言っても、フリートークとか、話がドイツの歴史や制度など、固有名詞が多くでてくるとお手上げ状態。せいぜい理解力は20〜30%だろうか。

そして1.5ヶ月を過ぎてくると、フリートークの半分くらいは理解できてきた。そして、勉強の流れもだんだん体に染みついてくることを実感する。友達だなぁ、と思える人が出来てくるのもこの頃からだったような、、。(授業外でも色々と遊びに行くこともでてきたのがこの頃。)


5.その他
B1を終了した時点でのドイツ語力は、、正直まだまだまだまだ。

本、新聞 : 子供向けの文章であってもほぼ読めない。
ネットでの手続き(電車・バスの予約) : ある程度自信をもって使える。(慣れの問題かも…)
TV : わかるのは天気予報くらい。(それもなんとなく)
電話 : 語学学校の友達同士であれば、待ち合わせぐらいの連絡は可能。
 公的機関・病院の予約には相当苦労する。(英語の方がまだマシ。)
スーパーでの買い物 : 問題なし。(慣れの問題)
小さな店舗での購入 : ちょっと余裕を持って買い物できるが、話しかけられると意味不明…。

あーーはやく、ドイツ語の本が読みたいっ!!

あとは、やっぱり時間に対する考え方。毎日5人くらいは遅刻してくる。(たいがい、寝坊でもなんでもなく、それが普通の様。)休憩時間後も着席は遅い。まぁ、予想は出来ていたけど、「やっぱり」、という印象。
そして、授業が時間通りに終わらないと(休憩時間の時間になると)、たとえ先生が説明していても片付け出す人がいる。、、授業が延びたりする日本が特殊なのかな…。


6.反省
とにかく会話に対して。話す内容を考えているうちに話題が変わってしまい発言できなくなること多々。遠慮・恥。そんなこと考えなくていいのに、、と反省すること多々。B2からはもっと会話力に重点が置かれるので頑張らなくては…。

後は、勉強方法に対して。
自分での勉強の仕方が安定せず決まらず色々と試行錯誤するうちにB1が終了してしまった。後から考えると、とにかく単純に「単語力アップ」だけやっていればもう少し楽に取り組めたかも。もちろん、日常会話には決まり文句も多いので、それを覚えることも必要だが、何よりも大切なのはやっぱり単語。単語がわからないと"気持ちの余裕"が生まれない。とにかくどのレベルまで行っても”単語”なんだと感じる。



総括すると、「ドイツ語の勉強」という観点では予習・復習をやるだけで正直精いっぱいだった。
ただ、すべての時間が経験になり、すごく貴重な時間を過ごしていることを実感できる。
本当に、思い切って飛び出して来てよかった。なんとかなってる!