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元々、日本で数々のマラソン大会に参加をしていたこともあり、ドイツでも2014年夏ごろからいくつか参加を始めたので、ここにまとめておきたい。

当初、手続き方法や大会の進捗手順が日本と異なることに不安をもっていたが、結論から言うと、"概ね日本と同じ"だなぁ、と感じる。むしろ自由度(悪く言うと放置感?)が高くて、楽に参加できるように思える。(なお、地方の大会に参加した感想なので、ベルリンマラソンとかは全く異なるはず。)


1.ドイツのマラソン大会:利点と欠点
1) Vorteil:利点
大会情報、結果が全てネットでチェックでき、記録証もPDFでゲットできる。かなり便利。
(日本では結果がアップされるくらい。記録証は大会現場で手渡し。)
写真が無料。(日本の多くの大会は、写真が有料。本当に煩わしい。)
参加費が日本の1/3くらいで安い。
参加者数が少なくて快適(〜500人くらい)。スタート地点に5分前に行ってもいい場所がとれる。
(日本だと少なくても3000人。スタート地点に30分くらい前から並ぶ必要がある。)
大会数が多い。感覚では日本の3倍くらいはある。地元密着型がほとんど。
直前(当日)まで登録が可能。(日本だと、最近は3か月前には申込まないと定員オーバーになる。)
ゴールの後、無料ビールがある。 (利点なのかどうか…笑)

2) Nachteil:欠点
大会情報がイマイチ充実していない。特に大会現場に、"走るルート"が掲示されていないことがある。(日本の大会現場の充実感は圧倒的。)
結果がその場でもらえない。(次の日にはネットにアップされるので大きな欠点ではないが。)
周回コースになっている割合が高い。(日本では周回コースは少なく、色々な景色を楽しめる。)

そもそも、日本とドイツでは大会の規模が大きく異なるので、どちらにも良い所はあるけど、単純に走るのを楽しむ一般ランナーにはドイツの気楽に参加できる雰囲気・環境・料金はすごくすごくありがたい。日本はマラソンブームという事もあるけど、一つ一つが大きすぎて、料金高くて、気楽感が無くなってると思う。(逆に、気合は入るけど…。)


2.ヴュルツブルグでジョギング
おすすめのルートがいくつかあるので、別途アップする予定だが、川沿いもしくは、丘が気持ち良くて良い。何と言っても川沿いは安全であるし、アップダウンも無く、信号も無いので、好きなペースで心から楽しめる。

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丘(ドイツでは"山"らしいけど。)に向かうと、そこそこのアップダウンはあるものの、広大な小麦畑は、心から自然を感じることが出来るし、定期的に走っていると青々とした小麦から、黄金色の小麦、収穫など、四季を感じることが出来ることもすばらしい。


3.マラソン大会の検索と申込み
ネットで検索する場合は、"Deutschland Marathon"で検索する。いくつかのまとめサイトがあり、良く使っているのは、"Marathon.de"、"Halb-Marathon.de"、"Runme" あたり。

多くの場合、スポーツクラブが主催しており、そのHPから申し込む場合が多い様に感じる。基本的な申し込みの流れは、HPの申込みフォームに必要事項を記入して、送信した後に、指定の銀行へ振り込みを行う。料金は、非常に良心的。ハーフマラソンでも€15くらい。10kmであれば、€10以下のところがほとんど。さらにいいところは、直前(当日も)申し込みが出来るというところ。日本の様に3か月前に"満員御礼"なんてことは、ほぼ無い。(ベルリンマラソンは別。)なので懐も心も気楽に参加できてしまう。

あと日本と異なるのは、申し込み後に参加証のはがきが届かないこと。ほとんどの場合、主催者のHPで参加者リストがアップされるので、それをチェックして、申込が完了したかどうかをチェックするようになっている。


4.現地での手続きの流れ
当日の手続きなど、レースが始まるまでの流れは、基本的に同じ。少し注意したいのは、受付場所の確認。主催者のHPは当然すべてドイツ語なので、大会情報がのページから、受付場所の情報を見つけないといけない。「〇〇Halle(ホール)」の様に、建物の名称しか書いてない場合も多いので、Google Mapとにらめっこである。

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よほどの大会では無い限り、参加者は多くないので1時間も前に着いていれば十分。会場に入り、受付にて種目と名前を伝え、ナンバーカード(、計測センサー)をもらう。その後着替え、といった流れは日本と同じ。
注意点としては、荷物を預かってくれる大会が思いのほか少ない事。ロッカーもない場合が多い。そのため、着替え室に荷物を放置することになる。なので、参加する場合は、極力貴重品を減らしておくことをお勧めする。危険な香りはしないし、被害にあったことは無いが、とても不安になってしまう点である。
トイレについては、ほとんどの場合で無料の移動トイレが設置されていて、不便な点は無い。(ただ、1回だけ、有料トイレのところがあり、小銭を持っておかなければいけないという煩わしさがあったが。)


5.大会の様子
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ハーフマラソンの場合、中規模レベルの大会であっても500人くらいの参加者のため、日本の様にスタート地点が混みあうことは無い。スタート10分前に好きなスタート位置に入り込めるので、とても気楽。

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スタート後は、距離表示もしっかりしている大会が多く、1kmごとに掲示されていて日本の大会よりも親切だと感じることが多い。

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そして、ゴールの後。ここが非常にドイツっぽくて最初大いにびっくりしてしまったトコロ。水やスポーツドリンク、バナナなどが並んでいる中に、、、ビールである。もちろん無料。10kmくらいならまだしも、、ハーフの後にビールとはものすごい勢いで酔いそうである。。

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といいつつ、ドイツっぽさを満喫したくて毎回飲んでしまう。。体に悪いような気がするけど、、

なお、大会結果はその場ではもらえないので、ゴールしたら適度に休んで、表彰式を見るなり、帰宅するなり。


6.大会結果
多くの大会は「my race result」から結果を見ることが出来る。これがとてもとても便利。
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自分の参加した大会を選択して、Resultを見ると、1枚目写真のページとなり、"Ergebniss"をクリックすると全体のリザルトが表示される。そしてここがすばらしい所で、個人の記録証がPDFでダウンロードできるところ(2枚目写真)。概ね、次の日にはデータはアップされている。

さらに、主催者のページなどでは、大会中の写真がアップされていることがほとんどで、無料でダウンロードすることができてしまう。日本の様に、プロのカメラマンからお金を払って、このご時世にプリントされた写真を受け取る、なんて馬鹿げたことはないのである。

この大会結果の管理方法(と写真)は日本の大会も是非見習ってほしいところだと感じている。


6.大会体験記
今のところ、ハーフマラソンまで。
1) 2014/09/20 Lauda-Königshofen Messelauf
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出場種目:ハーフマラソン
ドイツで初めて参加した記念すべき大会。Lauda-Königshofenについてはこちらも参照。Königshöfer Messeというお祭りのイベントとして開催されていたので、会場のそばには移動遊園地や多くの出店が並んでいて、とても賑やかだったのが印象的。ハーフマラソンの参加者は250人程。Tauber川沿いを走るルートで、アップダウンは少なく走りやすかった。日本人どころか、アジア人すら見かけなかったので、本当に地元の大会、と言った雰囲気。今のところ一番良かった大会。

2) 2014/10/12 Offenbacher Mainuferlauf
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出場種目:ハーフマラソン
フランクフルトからほど近いOffenbachにて行われたハーフマラソン。さすがフランクフルトのそばという事もあり、参加者は結構多く、600人ほど。ルートはマイン川沿いで、コース幅はそれなりにあるので走りやすかった。アップダウンはほとんどなし。この時期の川沿い特有の濃霧が出て、景色はそれほど楽しめなかったが、涼しくなってきたこともあって楽に走ることが出来た。

3) 2014/11/15 Gerbrunn Wengertslauf
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出場種目:7.5kmトレイルランニング
地元での開催、ということで参加。7.5kmの参加者は200人ほど。地元のちいさなちいさなマラソン大会、といった雰囲気。ワインの丘を走るルートで、結構勾配のきつい登り道もあり、かなりバテてしまった。歩いていける距離で、主催者の人も優しく、来年もここに住んでいれば是非参加したいな、と思える大会であった。

4) 2014/12/07 Ochsenfurt Nicolauslauf
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出場種目:7.5km
大好きな街"Ochsenfurt"で行われた大会。7.5kmの参加者は300人程。旧市街を走るルートで、1.5kmの周回コースを5周する、というもの。石畳や、堀の中など、細かいアップダウンが多く、走りやすいコースではないものの、大会の雰囲気が非常に良かった。何より、木枠の家の間を走ることができたことが嬉しかった。


2014年はベルリンマラソンに募集打ち切りで参加できなかったので、2015年はなんとか参加してみたい。新年からはフルマラソンに向けてやっていこうと思う。