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4月の中旬にドイツに来て早9か月近くが経とうとしている。何より、気付けば2015年が始まっている。少しこれまでのドイツ語勉強について振り返ってみたい。2014年に経験した挫折と成長、そして2015年の展望。。

結論から言うと、"予定通りに習得できていない"、に尽きる。
一言でいえば、自分の力を過信していただけだと思う。元々7か月でC1まで取得する予定で進めてきたが、B2が終了した時点で、このままではC1は受講できないと痛切に感じ、再度B2を受講しなおすなどの計画変更を行ってきた。今の予定では、3月末にC1を取得する予定である。

1.語学計画の変更
4月から始めたinlingua Wurzburgの"Intensiv Kurs B1〜C1"。元々の予定では11月末にC1まで取得し、その後に仕事などを始めるつもりでいた。しかしながら、あまりに自分の語学能力の向上がマイペースで、B2が終了した9月に大幅な計画修正を行った。

1)旧計画案
inlingua Würzburg
 B1 : 4月22日〜6月25日
 DTZ(ドイツへ移民した人向けのテスト、B1レベル)受験
 B2 : 7月14日〜9月8日
 C1 : 9月9日〜11月3日

2)修正後の計画
inlingua Würzburg
 B1 : 4月22日〜6月25日
 DTZ(ドイツへ移民した人向けのテスト、B1レベル)受験
 B2 : 7月14日〜9月8日
Deutsch Kompetent
 B1+B2 : 9月11日〜10月30日
inlingua Würzburg
 B2 : 11月17日〜1月23日
 C1 : 1月26日〜3月24日


9月に、C1の受講をやめ、B2からやり直すことにした。理由は、B1とB2と何とか授業に食らいついていたものの、B2の後半になると、授業の理解力はせいぜい40%くらい。文法は80%は理解できるが、フリートークや長文の読解、聞き取りに関しては、30〜40%が良いところ。C1になると、長文読解や聞き取りが主体になることもあり、このままC1を始めてもとても身にならないと判断したため。

3)Deutsch Kompetent で得たもの
inlinguaで再度B2を取ろうとしたが、別の語学学校のことも気になったので、「Deutsch Kompetent」に行ってみることにした。結果的にみると、ここでの勉強が非常に身になったと感じている。Deutsch Kompetentの特徴はこちらに書いたので割愛するが、とにかく文法を中心にやっていく。文法は理解できているつもりだったが、全く頭に入っていなかったことを痛感させられ、非常に良い勉強となった。
具体的には、ドイツ語で最も重要と言っても過言ではない"格変化"をとことん反復練習できたこと、が良かった。また、小さなグループで、自然としゃべらないといけない状況に置かれるため、自分のしゃべれ無さと向き合うことが出来たこと。さらに、もう一つ大きかったのは、数人の日本人に出会ったこと。それまで日本人とほとんど関わらず(関わらないよう)にやってきた生活だったが、しゃべっているうちに、心にゆとりが出来てきた。頭の中で固く考え過ぎていたのかもなぁ、と気づいたのもこのころ。

4)2回目のinlingua B2
そして、再び「inlingua」にカムバック。2回目のB2である。もちろん同じ教科書なので、学ぶ内容は同じである。それでも、2回受講して本当に良かったと感じている。多少理解した状態で入っていけることと、授業の流れがわかっていることで、心に余裕が持て、フリーディスカッションなどにも多少ながら参加することも出来ている。先生も多少変わっているので、教えてくれる内容も結構異なるし。
今後は、1月下旬からC1に突入し、3月末には修了(合格)する予定である。


2.DTZテストで味わった初めての挫折
1つの目標としていたDTZテスト(B1レベル)。inlinguaのB1クラスを終了後、7月下旬にDTZを受験したが結果は"不合格"。

DTZ(Deutsch-Test für Zuwanderer)
 Hören : 34点 / 45点中 … B1レベル
 Schreiben : 16点 / 20点中 … B1レベル
 Sprechen : 65,5点 / 100点中 … A2レベル

DTZテストは、3項目すべてでB1以上の評価をもらえないと合格にならない。つまり、今回の場合は、SprechenがA2判定のため"不合格"。ちなみに、合格ラインは75点。

ここまで順調にテストに合格してきていたドイツ語勉強が、ここに来て初めての不合格。周りのクラスメイトは結構な割合で合格していただけに、意外に落ち込みも大きかった。しかし、今思えばここがターニングポイントだったように感じる。つまり、語学勉強に対するとらえ方を変えてくれた出来事だったから。この不合格の通知を受け取った後、C1の受講予約を変更し、B2をもう一度勉強することに決めた。自分のドイツ語に対する能力に素直になれた、そして、ここで焦る必要は無い、と思うことも出来たきっかけだったかも。


3.総括 : 現状
語学勉強を始めて9か月弱。今どんなレベルなのか、分野別に感じているレベルを書いてみたい。

1) 読解力:Lesen
小説は、正直まだ読めない。ただし、先月くらいからわからない単語を飛ばしながらも何となくのストーリーがつかめるようになってきた。教科書内の長文に限って言えば、どの文章もストーリーは把握できるようになっていて、50%くらいの確率でわりと細かいところまで理解できている。また、わからない文章があっても、前後から推測して理解できる手ごたえを感じている。が、まだまだまだまだ物足りない。

2) 書き取り:Schreiben
1つわかりやすいのが、メールのSMS。半年くらいの頃は、すぐに打てるのは簡単なあいさつ程度。ちょっと意思を伝えたい時は、辞書で調べながらSMSを書くことが多かった。しかし、最近は、SMSくらいであれば、その場ですぐかけることが多い。調べるにしても少しですんでいる。また、ドイツ人の友達も出来てきたこともあり、結構長い文章のメールを書く機会がぐっと増えてきたことも功を奏し、手紙を書く宿題などでそれほど時間がかからないようになってきた。何より、長い文章を書くことに抵抗が無くなってきた。

3) 会話 : Sprechen und Hören
まぁ、結局の課題はココ。正直全然納得できていないが、、成長を感じることが増えてきた。例えば、友達と二人で歩いていても、わりと途切れることなく会話が出来るようになっていたり(聞く方が多いけど。)、言い方が思いつかない場合に、違う言い方が思いついたりすることが多くなってきた。まだまだ、にぎやかな所(聞き取りにくい所)での会話や、発音がわかりにくい人ととの会話は自信が無いが、先生や、ドイツ人の友人とであれば、割と話が通じるようになってきた。それでも思いを伝えられる割合は、、40%くらいだろうか、、。

今、まさにB2レベルだと思うが、、こんなものである。そして、C1になったからと言って一気に自分のレベルが上がるわけでもないので、常に葛藤と闘いながら上達していくしかないんだろう。語学って難しい。けど、色んな魅力が詰まっていて楽しいのも事実。焦らず、マイペースでこれからもがんばっていこうと思う。


4.2015年の展望
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まずは、C1を3月末に取得すること。これは必ず達成したいこと。そうしてもう一つ重要すぎるのが、2015年4月以降もドイツに滞在し続けること。つまり、ビザの延長である。詳しくは、また書こうと思っているが、色々な方法を現在調べているところ。仕事を探すなり、大学に入るなり、、どんなことになるかわからないが、とにかくドイツに残りたい。その一心である。

その後、は正直読めない。夢はもちろん「ワイン醸造家」。そこに向けた道を何とか切り開いていきたいものである。焦らずにがんばろう。