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2015年7月,2016年8月,2017年1月

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ヴュルツブルグについては、渡独した直後にアップしたが(こちら)、あまり内容が充実していなかったので渾身の力をこめて「完全版」を作ってみることにした。ヴュルツブルグの紹介が他のページよりも劣っているのはおかしい気がしたので。。(すべて自己満足なのであしからず。。)

あくまで、個人で自由に周りたい人向けなので、もし団体で周りたい方は市内観光のツアーがお勧め。日本人のツアーガイドもいるので、必要な場合は、ヴュルツブルグのツーリストインフォメーションへ問い合わせるか、もしくはこちらのページ(日本人女性ガイドのHP)へ。


【 ヴュルツブルグの紹介メニュー 】
1.ヴュルツブルグの場所
2.散策モデルコース(無料トイレの場所)
3.おすすめポイント


1.ヴュルツブルグの場所
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ドイツのほぼ中央(より少し南)、バイエルン州の左上に位置するヴュルツブルグ。南ドイツもしくは中央ドイツに位置するとも言われる。また、この辺りの地方をフランケン地方と呼び、私の愛してやまない"フランケンワイン"の集積地である。ライン川の支流であるマイン川沿いにあり、古くから交通の要として栄えていたらしい。(歴史についてはwikipediaに任せるが。。)
観光地として、ドイツ国内でもそこそこ有名で、週末には多くの観光客でにぎわう。日本で良く知られているロマンティック街道の始点である。レントゲンやシーボルトゆかりの地で、大学の街としても有名。

街の地図は、ヴュルツブルグのHPからダウンロード可能だが、名前や住所を入力する必要があるため、googleで「Würzburg Stadtplan」で画像検索した方が手軽かもしれない。
もしくはヴュルツブルグ中央駅のインフォメーション(詳細はこちら)やマルクト広場にあるツーリストインフォメーション(詳細はこちら)で入手可能。


2.散策モデルコース(無料トイレの場所)
個人的にお勧めのモデルコースが2つほど。A) 散策コース と B) ブドウ畑の丘コース。
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トイレ
地図上にトイレマークを付けたが、これはあくまで公共の無料トイレの場所。街の中心部は有料トイレがほとんどなのでご注意を。有料トイレは概ね0.5€。平日・土曜日であれば、マルクト広場の図書館(詳細はこちら)や市役所のトイレが無料もしくは安く(0.2€)で使用可能。
なお、ヴュルツブルグ中央駅内は有料だが、バスターミナルのトイレは無料(2017年1月時点 大工事中) なのでうまく利用したいところ。(綺麗ではない。。)
日本人には結構ストレスのかかる話なので無料トイレをうまく使いたいトコロ。食事などでカフェやレストランに入ったら必ずトイレに行っておこう。

Wi-Fi
こちら(HOSTEL滞在とWIFIスポット)のページを参照。公衆の無料Wi-Fiは少ないので、カフェなのでうまく使いたいところ。

3大ワインケラーツアー
大ワインケラーのツアーもヴュルツブルグを体感する上ではかなりおすすめ。詳細はこちら


A) 散策コース
上地図の赤ラインのルート。観光を考えている方への個人的なお勧めコース。イメージとしてはだいたい半日強(昼前から夜まで)あれば足りるが、じっくり見たい場合や、Museumに入ることを考えると早い時間から動いた方が良いかも。ヴュルツブルグ市内は路面電車(トラム)が走っているが、旧市街のエリアは狭いので徒歩で十分。

中央駅出発→
トラムの走る道路を通ってマイン川へ。 昔のクレーン越しのマリエンベルグ要塞が迎えてくれる。
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マイン川沿いを散策。アルテマインブリュッケ(旧マイン橋)を越えてルードヴィクス橋へ。マイン川沿いの歩道は本当に美しい。川沿いはどこも写真ポイント。ルードヴィクス橋近くになると対岸の山の中腹に目的地のケペレ(Käppele)が見えてくる。
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橋を渡って、ケペレ(Käppele)へ登って行く(階段)。 ケペレからは街を見渡すことが出来、昼ごろまでの方が日光の向きの関係できれい。
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ケペレから下りて、マリエンベルグ要塞に向かう。上のルート地図の様に、教会(左写真中央下)横から入っていく道がお勧め。ブドウ畑の中をなだらかな道が続いており、晴れた日は本当に気持ちよい。
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マリエンベルグ要塞へ。一通り見たら、庭園へ。ここからの眺めもすばらしい。要塞にはカフェがいくつかあるので(冬は1つのみ。)、この辺で一息つくのもいいかも。春〜秋なら、パンでも買っていってもとても気持ちいいところ。
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マリエンベルグ要塞を後にして旧マイン橋方向へ。途中からの街の眺めもすばらしい。
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旧マイン橋(Alte Main Brücke)へ。石畳の橋は渡っているだけで心が躍ってしまう。
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そのまままっすぐDomの方向へ。この辺りが一番の中心部。市役所(Rathaus)やDomなどなど。
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しばらく街中を散策。マルクト広場(Marktplatz)にはマリエン教会やファルケンハウス(図書館、ツーリストインフォーメーション)が美しい。この辺で腹ごしらえも良いだろう。個人的にはドイツパンがお勧め(詳細はこちら)。
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中心部を後にして、レジデンツ(Residenz)へ。午後の方がレジデンツの正面の写真が綺麗に撮れる。レジデンツ自体も第二次大戦でやられてしまったものの多くが復元されており、部屋や階段室(世界最大のフレスコ画)など一見の価値がある。さすが世界遺産。(ワインケラーツアーはこちら参照。)
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その後、庭園へ。お勧めは、レジデンツを正面に見て、右側の庭園。綺麗に刈り込まれた植木が迎えてくれ、昔の情景を想像せずにいられない。
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その後、駅方向へ向かうと、右側に3大フランケンワイン醸造所の1つ「ヴュルガーシュピタール(Bürgerspital)」が。個人的にはここのワインがお勧め。ケラーツアーはこちら参照。
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そして最後、最大の醸造所「ユリウスシュピタール(Juliusspital)」へ。ここは公園が美しい。350年前のロココ調薬局が有名だが、ツアーでないと見ることが出来ない。ケラーツアーはこちら参照。ユリウスシュピタールのワインを購入する場合はお店へ。(詳細はこちら
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夏であれば、夜22時くらいまで明るいので、のんびり回ってもいいだろう。冬は16時過ぎには暗くなるので、レジデンツの頃には暗いかもしれない。冬に写真を色々と撮りたい人は、しっかり計画をした方がいいかも。


B) ブドウ畑の丘 "Stein" コース
ヴュルツブルグに広がるブドウ畑の丘"Stein"。個人的にとってもお奨めですきな場所。ヴュルツブルグに宿泊する場合は、是非チャレンジしてみて欲しい。
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左地図のルートの青ルートだと1.5〜2.5時間程は見ておいた方が良い。左地図の上部は、地図自体が途切れてしまっているので、このルートを歩く場合は、事前に地図を頭に叩き込んでおいた方がいいかも。
時間がないけど行ってみたい!と言う人は右地図のルートもあり。これであれば、1時間ちょっとで往復できる。

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タイミングが合うと、ブドウ畑の奥に広がるヴュルツブルグの街並みから、色んな教会の鐘の音が聴こえてきて、鳥肌モノである。(鐘が鳴る時間帯がイマイチわからないが。。)

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ヴュルツブルグは川沿いのため、朝方は霧がかかることも多く、霧に包まれた旧市街に教会の鐘が響き渡る情景は鳥肌モノ。


この景色を見に、是非是非"Stein"へ!


3.おすすめポイント
2.とやや重複するが、個人的なお勧め場所と写真。なるべく2.のモデルコースに沿った順番で。
1) マイン川沿いの絶景
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朝方は船の往来も少なく、水面が凪いでいることが多いため、マイン川に反射したマリエンベルグ要塞や旧マイン橋の写真が撮りやすい。

2) ケペレ:Käppele
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ケペレの教会は結構ゴテゴテした装飾があり、なかなかに美しい。こことレジデンツの教会の装飾がヴュルツブルグではすばらしいと思う。

3) マリエンベルグ要塞 : Festung Marienberg
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ヴュルツブルグの象徴といっても過言ではないマリエンベルグ要塞。いつ来ても良くこんなもの作ったなぁ、と歴史の深さをシミジミと感じる。お勧めは庭園からの街の眺め。

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お勧めのミュージアムは「Mainfrankenmuseum:マインフランケンミュージアム」。こちらには、この地区で有名な彫刻家:リーメンシュナイダーの作品を多く見ることが出来る。リーメンシュナイダーは一時期ヴュルツブルグの市長もやっていたほどのゆかりの人物。この地方の教会では結構多くの作品を見ることが出来る。代表作はヘルゴット教会(詳細はこちら)にあり、ローテンブルグ(詳細はこちら)の教会などでも目にすることができる。木の彫刻に興味のある方は是非。

4) 旧マイン橋 : Alte Mainbrücke
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15世紀〜18世紀ごろの建造で、聖人像が飾られている橋。ワイン酒場があり、特に週末は多くの人がワインに舌鼓をうっている。石畳で雰囲気が最高にあって、いまだに渡るとうれしくなる。

5) Dom、マルクト広場 : Marktplatz
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旧市街には多くの教会や古い建物が残っていて(復元されていて)、それほど広くも無いのであてもなく歩いてみるのもとても楽しい。どの教会も無料で入ることができるので、喧騒から少し離れたい時や、少し心を落着けたい時に良いかも。教会の内装はわりと簡素なものが多い。マルクト広場では市場が午後3時くらいまででていて、新鮮な野菜などを買うことが出来る。3枚目写真はワイン祭(Weindorf)の時。色々なイベントがこの広場を中心に行われる。クリスマスマーケットもここ(詳細はこちら)。

6) レジデンツ : Residenz
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一枚に収めるのが難しい大きさ。晴れた日には多くの人が公園でまったりしていて、本当にのどかな雰囲気。レジデンツの内部には是非とも入っておきたいところ。しかも、頻繁に行われているツアーに是非参加してもらいたい。ドイツ語や英語のツアーが基本。(団体だと日本語も可能らしい。事前の相談が必要だが。)公開されている部屋の半分はツアーでしか周ることが出来ない。しかも、印象深い部屋のほとんどはツアーでしか見ることができないため。ツアーは無料なので、言葉がわからなくても、是非是非ツアーへの参加を! 
あと、お勧めは教会。教会は無料だが、少しわかりにくい所にある。「Kirche」の看板を目印に行くとたどり着けるが、内装が豪華で一見の価値がある。(内部は撮影禁止。ネット写真はこちら。)
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あと、この格子の豪華さが個人的には好き。左写真は交通量のある通りで、ここの門の所だけ交互通行になっていて、明らかに邪魔だが、それを残したままにしている文化に拍手。

さらに、レジデンツのそばにはロマンティック街道の始まりを示す(普通の)看板が。ここからフュッセンまでつながっている。(ヴュルツブルグ〜ローテンブルグはこちら。フュッセンはこちら参照。)
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7) その他
街の様子
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2枚目写真は通称"バットマン教会"。3枚目は火力発電所。新旧融合した建物はドイツの賞をとったのだとか。古い建物が主に並んでいるが、所々に新しい建物もあり、うまく融合された街だと感じる。都会すぎず、田舎すぎず。。

フリーデンス橋からの眺め
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時期によっては霧がかかって幻想的な景色になる。好きな景色の1つ。

街中から垣間見えるマリエンベルグ要塞
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街を歩いていると色々な所で建物の間から見えるマリエンベルグ要塞に出会うことができる。

マイン川沿いの雰囲気
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マイン川沿いは自転車道が続いていて、公園なども整備されている個人的にとても好きなエリア。夏にはバーベキューなども行われたり、水着で日焼けする人もいたり、多くの市民の憩いの場所にもなっている。芝生が綺麗で、とにかく気持ち良い!!



ヴュルツブルグの旧市街(Alte Stadt / Stadtmitte)を中心にまとめるとこのような街。街としての規模は小さいけれども魅力のたくさん詰まったヴュルツブルグ。あまりこの街に泊まる日本人はいないけど、1日朝から晩まで歩き回るのにとてもとても良い所だと思う。是非是非どうでしょう??

以上、かなり個人的なヴュルツブルグ紹介でした。