2015年9月 一部更新(5.Burg Hohenneuffen 追加)
2016年2月 一部更新


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2年目のドイツの舞台、キルヒハイム(テック):Kirchheim unter Teck。バーデン ヴュルテンベルグ州の東に位置し、StuttgartとUlmの真ん中辺りに位置する。地域の名前としては"シュベービッシュ:Schwäbisch"。南にはシュベービッシュ アルプ:Schwäbisch Albと呼ばれる自然保護区が広がり、とてもとても自然豊かな所。700mくらいの山が点在していて、ヴュルツブルグよりもより自然に来たなぁ、と言う印象。地図を見て真っ先に、ジョギングしたり自転車で走り回ったりするのが楽しそうだなぁ、、と感じた。実際、自然が好きな私としてはとても心地よい。

やや長ったらしい街の名前 "Kirchheim unter Teck" は意味としては、"Kirchheim unter(の麓) Teck(テック山)" つまり「テック山の麓のキルヒハイム」と言う意味。 Frankfurt am Main(マイン川沿いの) や Rothemburg ob der Tauber(タウバー川の上の) と言った形で、ドイツでは良く見る名前の付け方。

ここキルヒハイムはFachwerk Straβeに位置する街で、旧市街には木組みの家:Fachwerkhausが至る所にみられ、国内観光で少しだけ知られている街でもある。さらに、グライダー:Segelflugzeugの街としてもこの辺りでは有名で、天気の良い週末に空を見上げるとたくさんのグライダーやセスナが飛んでいる。そんな小さいながら魅力の散りばめられた街、キルヒハイム(テック)。その一部をご紹介。
なお、Fachwerk Straβeについてはこちら(ドイツの伝統家屋「Fachwerkhaus:木組みの家」 と 街道)を参照。


1.行き方
S-Bahn

Kirchheim unter Teckへは、StuttgartからSバーン(近距離路線)のS1に乗って終点まで。40分ほど。電車の検索はこちら(DB-Bahn)。StuttgartのS1乗り場は地下なのでご注意。


2.Altstadt : 旧市街
1)街の地図
街の場所はこちら(google map)。

Kirchheim mapkirchheim stadtplan

地図を見ると、なかなかドイツの奥まで来たものだ、と思ってしまう。。ひとまず1年はいる予定なので、さらに南ドイツを満喫できそうな位置であるのは確か。Kirchheimの旧市街は、右写真の色がついているところで、駅からは10分程歩く。

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こちらが、上に少し書いた"Fachwerkstraβe"の地図。左は全体で、南ドイツの文化の様に考えられている木組みの家:Fachwerkhausは意外と北ドイツまであることがわかる。中央写真がこのエリアを拡大した地図で、見たらわかるが、通り:Straβe と言いつつ、多少強引につないでいるので、もはや"通り"ではないような…。。自転車で行ける距離にもいくつか点在しているので、いずれ訪れてみることにしよう。

2)街並み
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旧市街に到着すると、時計の付いたFackwerkhausと感じの良いカフェがお出迎え。

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そして、通りを進んでいくとすぐに正面に見えてくるのが市役所:Rathausの時計塔。この街のシンボル。残念なことに夜はあまりきれいにライトアップされていない。。

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この時計塔だけでは無く、この辺りにはこの時計塔の様な少し変わった緑色の瓦を持つ建物がチラホラ。瓦の色や形で歴史が見えてくると言うが、これもその一つなのだろうか。。

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左写真はマルクト広場に面した建物で、左はホテルになっている。ここは左右もFachwerkhausが並んでいて、お気に入りのポイント。右写真のFachwerkhausは側面の真ん中だけ窓がずれているところがなんかイイ。。

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通りを歩いていくと、色々なFachwerkhausが並んでいてのんびり見ながら歩くのも面白い。たいした観光地ではないので、人も少なく、心なしか(いや間違いなく)時間がゆっくり流れている。

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左写真は、市役所のそばにある街の博物館付近。右写真はキルヒハイム城の正面に建つFachwerkhaus。こういった建物、屋根裏は木の骨組みだらけなんだろうか…。。いつか潜入してみたいものだが。。

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Schloss Kirchheim:キルヒハイム城。小さなお城だが、周りには堀があり、派手さは無いけどオモムキのある雰囲気。壁の一部がFachwerkhausになっていて、手前がちょっと公園になっているので、お気に入りポイントの1つ(右写真)。

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中に入ると、結構しっかりとリフォームされていることがわかる。中もモダンと古さが入り混じった綺麗な空間で、中は博物館になっている。個人的にはもうちょっと古さがあってもいいのでは…と。


3.テック山 : Berg Teck HPはこちら
1)位置
google mapはこちら
Berg Teck map

Kirchheim unter Teckから南に10km程の所にある、この地域を象徴する山。山頂にはお城(Burg Teck)が一部残っていてレストランが営業されている。車で5合目くらいまで登ることができ、そこから山頂まで30分ほどの散策を楽しめるようになっている。
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2) Teck山へ
かく言う私は、片道10kmと丁度良い距離であることから、ジョギングで向かう事に。だいたい5合目の駐車場まで最後はトレイルランニングの様な道を通って1時間ほど。頂上まではそこから歩いて30分。帰りは下りなので、往復で2時間半ほど。トレーニングに丁度良く、走っている人を何人か見かけた。MTBで山道を駆け下りている人も多く楽しそうなのでいずれチャレンジしてみようと思う。
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右写真に写っている標識は、飛行機に注意の看板。この地域ならでは。

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5合目(?)の駐車場付近は草原になっていて、BBQスペースもある。日差しは結構強いが空気は涼しくてとても気持ち良い。

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駐車場からはこのような道を登って行く。緑が輝いていて、俗にいうマイナスイオンいっぱい!

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いよいよ現れるお城と門。これこれ!この雰囲気が味わいたかった!!

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塔のある部分が(たぶん復元されて)レストランとして使われている。それ以外は、壁が残っていたりする程度で、城跡、と言った様相。家族連れや犬連れが多く、駆け回っていた。みんな楽しそう!

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標高は775m。Kirchheim側にはたいした山が無いので、眺望は最高。

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左写真は南方面で、山が続いている。これがシュベービッシュアルプ:Schwäbisch Albと呼ばれるエリアで保護区になっている。この中にも良い所がたくさんあるんだろうなぁ。自転車ならある程度の所まで行けそうなので、その様子はまたいつの日か。

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渇いたのどに流し込むのは、最近お気に入りのシュペッツィ:Spezi。多くの場合、コーラとファンタを混ぜて作られるが、ここでは本物のSpeziが。しっかし、ここのレストランではビールと同じ2.9€だったので、、ビールへの誘惑との戦いに勝つのが本当に大変だった。。ビールとジュースが同じ値段なんて、、変な(良い?)国だ。。


4.ハーンバイデ飛行場 : Fluggelände Hahnweide
3つ目のポイントは飛行場。と言っても、一般の旅客機用では無く、グライダーとセスナ用。その滑走路が草原で、しかも水平では無いところが飛行場でびっくり。。
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小さな格納庫があり、その先に広がるのは草原。一部アスファルトで舗装されている場所はセスナ用かな。

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決して水平では無い、グライダー用の滑走路。最初見たときは、大丈夫?と思ったけど、結構なんの問題もないらしい。

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端の方から、ゴムの様なもので一気に引っ張って離陸していく。静かでびっくり。

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ぐいーーーんと加速すると共に一気に高度を上げていき、あっという間に天へ。

離陸の様子はこちら。想像以上に静かで、急激に上昇していく様子がわかる。(Youtubeでの処理によって、なぜか途中一部が暗くなってしまっているので、原因調査中。いずれ改善予定。)

ちょっと恐そうだけど、、いつか試乗体験してやる!(170€くらいで試乗できるとか。。)

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着陸した瞬間。お腹の所に1つタイヤがついているだけなので、しばらくコロコロと芝生の上を走って、傾いて停まる。結構衝撃がありそう。。

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その他、セスナなども。週末はひっきりなしに離陸、着陸が繰り返されていて、見ていて本当に楽しい。

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Teck山そばを滑空するグライダー。天気が良いと景色最高だろうなぁ。。


5.Burg Hohenneuffen:ホーエンノイフェン城へ
Teck山に登った際に、奥にもう一つお城が見えていることを発見していた。と言うことで、自転車でそのお城"Burg Hoenneuffen"へ。
1)位置
地図のリンクはこちら
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Owenまでは平坦だが、OwenからBeuren:ボイレンまでは上り坂が続く。

2)お城へ
Burg Teckから見える"お隣"のお城、"Burg Hohenneuffen"へ。Kirchheimの南部に位置するBeuren:ボイレンにあり、今回は自転車で。

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Burg Teckの側を通り過ぎて丘を越えていく。7月の中旬なので、小麦畑もだんだん黄金色へと変化していく頃。

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丘を越えると"Beuren"の街と共に、山の上に見えてくるのが目指す目的地"Burg Hohenneuffen"。Beurenは温泉地としてもこの辺りでは知られていて、"Panorama Therme:パノラマ テルメ"と言う施設がある。温泉と言っても水着着用のプールの様なものだが。HPはこちら

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車なら山頂近くまで行けるのだが、今回は自転車。とりあえず麓を目指す。

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麓に自転車を停め、ここからはハイキング。マイナスイオンをたくさん浴びながら山頂を目指していく。

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そして石垣が見えて来たら到着。たぶん偶然だけど、可愛い門番もいて、カメラの格好の的になっていた。(3枚目)

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遠くから見るとどうなっているのかわからなかったが、来てみて納得。石垣や城壁がかなり立派なお城だったんだろう。今は城跡にレストランがあり、日曜日の昼を過ごす人たちでにぎわっていた。

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周りが開けているので、景色も素晴らしい。それほどの運動量でもなかったけど、定番の"Spezi:シュペッツィ"で幸せなひと時を。

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見晴らしの良いところを探し歩いていると、駐車場の奥にお城を見渡せるところを発見。(上の地図★の位置) 果たして城壁の中にどんなお城が建っていたんだろうか。どんな人たちが住んでいたんだろうか。。。

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パラグライダーの滑走場もあり、気持ちよさそうに飛び回っている姿を見ながら、下山。そして帰路へ。1日のんびりコースにとても良い距離感。ここならジョギングでも来れそうだなぁ。。


6.その他
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空港そばにある湖(池?)Bürgersee。周囲にさらに2つの小さな湖があり、その周辺は林で散歩コースになっている。散歩好きなドイツ人、週末は多くの人で賑わう場所の1つでもある。いくつかあるお気に入りのジョギングコースの1つ。右写真は、途中にある看板。


こんな街、Kirchheim unter Teck。田舎だけど、結構楽しい街だと個人的には思う。まだまだいろんな街を楽しむためにも、運動して体力つけなきゃ!