その1の続きで、北ドイツのハンザ都市をめぐる旅。
Luebeck 07Hamburg 29Bremen 03


1.旅のルート
Hansa reise map_1600

詳しい説明はその1参照。その2はLübeck、Hamburg、Bremenの3都市。

2.Lübeck : リューベック
WismarからBad Kleinenを経由してLübeckへ。電車にて2時間程。
100047111000471310004716


1)街について
Luebeck map 01

Schleswig-Holstein(シュレースヴィヒ・ホルシュタイン)州に位置するNordsee:バルト海にほど近い都市。ハンザ同盟を代表する都市の1つで、トラベ川に囲まれた中州にある旧市街は世界遺産。
Luebeck map 04Luebeck map 03

今回歩いたルートが右の地図。何と言っても、駅から旧市街に向かうと最初に見えてくるHolstentor:ホルステン門が有名。旧紙幣のマルクにも描かれていて、当時はドイツで最も有名な門、とも言われていたのだとか。歴史などの詳しい話はwikiへ。

2)街の様子
上の地図内ルートに沿って街を紹介していこうと思う。駅から旧市街へ向かって10分ほど歩いていくと見えてくるのがHolstentor:ホルステン門(地図 法
Luebeck 04Luebeck 08

左写真はリューベック中央駅。右は堂々たる佇まいのホルステン門。

Luebeck 07Luebeck 06Luebeck 05

かなり重厚な門で、良く見なくても傾いていてとっても気になる。横から見るともっと傾いていることがわかるのだが…。レンガ造りで、ロストックやヴィスマールに繋がる雰囲気をかもし出している。

ホルステン門そばにはレンガ作りの建物が並んでいてとても美しい。
Luebeck 09


そのまま川沿いを歩いてみると川に映った街並みを見ることが出来て、お勧め。(地図の★マークの辺り)
Luebeck 10Luebeck 11

この時は残念ながら、St.Petri Kirche:聖ペトリ教会(写真の一番高い搭:地図◆ は工事中で外観がはっきりとは見えず。

そのまま、旧市街へ入って行き、St.Ptri Kircheへ(地図)。ここは何と言っても展望台。
Luebeck 15Luebeck 17Luebeck 12

上から見るホルステン門やマルクト広場の景色はかなり美しい。St.Marien Kirche:聖マリア教会 も残念ながら工事中。。

なお、ここの教会も外装は復元されているものの、中はガラーンとしている。
Luebeck 19


ここから、まずはDom(地図)を目指して歩いていく。レンガ造りの古い建物が並んでいて、なかなか良い雰囲気である。
Luebeck 20Luebeck 21


しばらく歩いていくと見えてくるのがDom。
Luebeck 23Luebeck 22

この教会も中は完全には復元されておらず、独特の雰囲気をかもし出している。

Domの奥に広がる池(地図ぁ砲麓囲が歩けるようになっていて、かなり気持ちの良い場所。軽食でも買ってきてここで一服するのもよいかも。
Luebeck 25Luebeck 26Luebeck 28

2枚目写真は、地図の★マークから撮ったもの。

二つの池をゆっくりと散歩した後は再度街中へ。
Aegidienhof:エギーディエンホフは福祉集合住宅で、お年寄りや体の不自由な方が暮らしている集合住宅。
10004838_1600Luebeck 24

普通に暮らしている方がいるので、控えめに見学。レンガ造りの建物がお洒落な空間。

Sankt Annen Museum:聖アネン博物館(地図ァ砲蓮⇔鮖謀に重要なコレクションが並んでいるので、歴史に詳しい方にはお勧め。知識の乏しい私には、、あまり興奮度は残念ながら無かった。
Luebeck 29


この辺りは細い路地が多く、とても可愛い雰囲気の通りも多いので、路地に入っていくと面白い。
Luebeck 30Luebeck 32Luebeck 31


そこから中心部へ戻り、マルクト広場へ(地図Α法ここは何と言ってもRathaus:市庁舎やSt.Marien Kirche:聖マリア教会などに囲まれたこの空間。
Luebeck 33Luebeck 34

ロストックで見たような、レンガの細工が至る所にあり、とても興味深い。

ここで味わっておくべきなのがリューベック名物"マジパンケーキ"。マジパンと言えば"Niederegger"。
Luebeck 46Luebeck 45

マジパンと言うと、ケーキのコーティングに使われている硬いものを想像しがちだが、ここでは柔らかくて美味しいマジパンが味わえる。言うなれば、生マジパン?(キャラメルと生キャラメルみたいな位置関係。。)。お店にはたくさんのマジパン商品が並んでいるので、お土産にも良いかも。

小腹を満たしたら聖マリア教会へ。
Luebeck 36Luebeck 37Luebeck 35

やはり北ドイツの教会は天井の模様・色使いが心地よい。ここは世界最大級のパイプオルガンも見もの。そして、なんといっても、世界大戦で焼け落ちたときの鐘がそのまま残されている。ドイツの建物はこういった歴史を考えさせてくれるものが点在していて、日本も参考にすべき所の1つだと良く感じる。

中心部をしばらく歩いていくと見えてくるのが、Heiligen Geist Hospital:聖霊養老院(地図А法
Luebeck 39Luebeck 40Luebeck 41

13世紀の福祉施設で、内部に小さな部屋が並んでいる様子を見ることが出来る。

そのまま真っ直ぐ歩いていくと見えてくるのがBurgtor:ブルグ門(地図─法
Luebeck 42Luebeck 43

塔の奥は、海も近いので、昔の監視塔(?)もあったり。

旧市街は割とどこを歩いてもレンガ造りの古い建物があり、見どころが満載。
Luebeck 44

個人的には、ハンザ都市の中では最も見どころがあって、凝縮されていて、一番印象に残った街。1日かけて歩き回るととても満足できる街。おすすめ。


3.Hamburg:ハンブルグ
リューベックからREで45分程で到着するのが大都市Hamburg。
Hamburg 01Hamburg 04


1)街について
ここはハンザ同盟でも重要な街であったが、その辺りはwikiに任せて、、今回の旅の目的は、何と言っても世界最大のミニチュア博物館(Miniatur Wunderland)を見ること。オープン直後に日本でもニュースになったが、その時に見た映像が忘れられず、是非生で見たいと思ったもの。
街の位置は下の地図の様に、少し内陸に入ったところだが、大型の船も停泊していて、昔から港町としても発展してきたことが伺える。google mapはこちら
Hamburg map 01


大きな街なので、どこまでを見ドコロとするかは難しいけど…、歩いたのはこのようなルート。結構な距離なので、少しスパルタンなルートかもしれない。。
Hamburg map 02Hamburg map 03


2)ミニチュアワンダーランド(博物館) : Miniatur Wunderland
地図Δ寮こ最大のレンガ倉庫街にあるこのミニチュアワンダーランド。HPはこちら
Hamburg 32Hamburg 33


たかがミニチュア、されどミニチュア。趣味もここまで極めれば感動を与えることもできるんだなぁ、と発案者や立上げに関わってきた人たちに感心してしまう。
Hamburg 47

ヨーロッパの国ごとにエリア分けされていて、倉庫の2階分にわたって色々な街や、イベント、生活の様子が再現されている。
Hamburg 44Hamburg 49


生活感もばっちり!
Hamburg 36Hamburg 40


周期的に夜にもなり、光が美しい。トンネルの中も細かいっ!
Hamburg 38Hamburg 39


一番の目玉は、この空港。飛行機はもちろん、整備の車なども自動制御で動いていて、飛行機の離着陸も行われている。
Hamburg 41Hamburg 43


今は懐かしいコンドルが飛び立つ動画。


空港の待合室の中もかなり細かく再現されている。
Hamburg 46Hamburg 45


こういった遊び心も色々な所に。こういった細かい芸もあって、長時間見ていても飽きさせない。
Hamburg 42Hamburg 50


最後は制御室と新たに作っているイタリアエリア。
Hamburg 48Hamburg 35

とにかく、満足度満点。とてもとてもおすすめ。エリアが広がったら、また来たいと思う。

3)街の様子
地図のルートに沿って。駅を出発して湖の方へ。
Hamburg 08Hamburg 07


郊外には大きな湖:Auβenalsterが広がっていて、自転車などで周ると気持ちよさそう。今回は、中心部そばのBinnenalsterを周ることに。(地図 
Hamburg 09Hamburg 10

地図★の所から市内を眺めると、多くの教会などの塔が建っている様子がわかる。

中心部へ入っていくと、Rathaus:市庁舎へ(地図◆法ネオルネッサンス様式の堂々とした佇まいがとても美しい。内部はツアーで周ることが出来るが、今回は時間の関係で断念。なお、夜景もスバラシイ。
Hamburg 11Hamburg 14Hamburg 12


そこから、ブランドのお店が並ぶエリアを抜けて歩いていく。水路沿いの景色がなかなか美しい。
Hamburg 15Hamburg 17


しばらく歩くと、公園へ(地図)。気持ちの良い芝生が広がっていて、一息つくのに良さそう。
Hamburg 19


少し戻ってSt.Michaelis Kirche:聖ミヒャエル教会へ(地図ぁ法ここは、塔に登ることが出来るので、おすすめ。
Hamburg 20Hamburg 18


さすが、ハンブルグは大きい街だなぁ、と実感。しかし、ドイツの街には高い建物が本当に少ない。
Hamburg 21Hamburg 22Hamburg 23


教会を出て、船のターミナル方面へ。(地図ァ
Hamburg 25Hamburg 28


Hamburg 27Hamburg 29Hamburg 26

対岸には大型の船の工場も見える。

停泊している船を見ながら川沿いを歩き、レンガ倉庫の方面へ。ミニチュアワンダーランドは地図Α
Hamburg 31Hamburg 32


レンガ倉庫街が集まるこのエリア(地図Α↓А砲亙發回ると楽しいエリア。古い倉庫と新しい建物が融合していて美しい。
Hamburg 53Hamburg 55


地図┐諒佞蠅蓮▲蹈好肇奪やヴィスマールを思い起こさせるような建物が並ぶ。
Hamburg 57


概ね、以上がハンブルグ。来る前は、ミニチュアワンダーランドしか頭になかったが、街を歩いてみると、新旧の建物が混在していて、昔の様子も垣間見ることが出来、観光地としても結構いい所だなぁ、と感じた。お店もそろっているし、住むのにも良さそうな街だなぁ、とも。


4.Bremen:ブレーメン
ハンブルグから長距離バスで1時間半程。童話のイメージが強いブレーメンへ。今回の旅の中では最後のハンザ都市。

1) 街について
ドイツの北、Ostsee:北海 近くに位置し、ウェーザー川沿いの街。昔から交易の中心として栄え、ハンザ同盟でも大きな力を持っていた都市。今は、下流のブレーマーハーフェンが主要港として発展している。
Bremen map 01

Google mapはこちら。歴史についてはwikipediaへ。

旧市街の地図。いつもの通り、右地図に沿って、以下で紹介していこうと思う。
Bremen map 02Bremen map 03


2)街の様子
駅から旧市街まで歩いて10分程。
Bremen 01

道なりに進んでいくと、世界遺産のRathaus:市庁舎のあるマルクト広場へ(地図 法
Bremen 06Bremen 05

市庁舎の横には、グリム童話の「ブレーメンの音楽隊」の銅像が。童話をあまり知らなかったので、、訪れる前にこちら(Youtube”ブレーメンの音楽隊”)で検索して予習、予習。
Bremen 03Bremen 02Bremen 04

3枚目はツーリストインフォメーションにあったもの。
市庁舎はツアーで見学することが可能。HPはこちら。ツーリストインフォメーションでチケットを購入して参加。
Bremen 10Bremen 11Bremen 12

昔から船の交易で栄えたこともあり、至る所に船をモチーフにした作品が飾られていたり、豪華な装飾を見ることができる。
その後、その隣にあるDomへ。ここの天井もロストックやリューベックの教会と同じような色合い。
Bremen 07Bremen 08


Domを出た後は、中世の街並みを再現したBöttcherstraβe:ベットヒャー通りへ(地図◆法
Bremen 14Bremen 15Bremen 13

ここは、Glockenspiel:グロッケンシュピール(鐘の演奏)が有名(2,3枚目写真)。綺麗な音色を聴くことができる。何よりもレンガ作りの通りの雰囲気がとても心地よい。

その後、15〜16世紀の建物が並ぶSchnoorviertel:シュノーア地区へ(地図)。ここは元々職人が集まっていた街らしいが、今は細い路地に雑貨屋やカフェなどが並ぶとても可愛い場所。かなりお勧め!
Bremen 16Bremen 17Bremen 19

小道が多いので、見つけたら入って見ることをお勧めする。観光客が結構いるが、小道を1つ入ると静かな雰囲気が漂っている。
Bremen 18Bremen 20Bremen 21


そしてここで買えるのが、ブレーメンのお菓子:Bremer Klaben:ブレーマー クラーベン。
Bremen 22Bremen 24

日本にいる頃にドイツのレシピサイトを見て焼いたことがあったので、ドイツに来たらいつかは食べてみたいと思っていた、念願のお菓子。レーズンがたくさん入ったシュトーレンの様な焼き菓子で、ずっしり重い食べごたえのある美味しいお茶菓子。昔焼いたブレーマークラーベンはなかなか上出来だったかも。。お店の名前は、”Konditorei Cafe im Schnoor”。HPはこちら。シュノーア地区に数店舗ある。

その後、Stadtgraben:堀 沿いの公園へ(地図ぁ法ここはとても静かな雰囲気で、散歩している人とたまにすれ違うくらい。軽食を買ってここで食べても良さそう。
10005476_1600Bremen 23

そのまま歩いていると、風車が見えてくる。昔はこういった風車がたくさんあったらしい。今は、カフェになっているので、ここで一服も良いかも。
Bremen 25Bremen 26


番外編としては、駅の北側には1866年に作られたBürgerparkが広がっていて、時間に余裕がある場合はおすすめ。
burgerpark 1_1600Bremen 27

広すぎるので、すべてを周ることは出来なかったが、昔の宮殿が今はホテルになっていたり、綺麗で静かな雰囲気がとても心地良い場所。朝の散歩などにかなり良いかも。。

以上で、今回の旅でのハンザ都市は終了。初めての北ドイツ旅。天気にも恵まれたし、全て計画通り以上に見ることが出来たこともあるが、どの街もとてもいい印象。中でもやはり、リューベックが個人的には一番。次回は、今回訪れることのできなかった、途中や周辺の小さな街を訪れてみたい。南ドイツとは全く異なる雰囲気、文化を体感出来て、かなり充実した時間を過ごすことが出来た。

旅としてはまだ続いていて、次はEssen:エッセンへ。バウハウスデザインとつながりが深く、世界遺産でもあるZollverein:ツォルフェライン炭鉱後を見に。

ザクセン州 Dresden ドレスデン
ハンザ都市めぐり その1 -Rostock, Warnemuende, Wismar-
ルール工業地帯散策 〜 Essen, Bochum 〜