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ミュンヘンの南、オーストリアとの国境に位置するドイツ最高峰Zugspitze:ツークシュピッツェ(2962m)へ。
元々山は好きなこともあるが、きっかけは、ドイツ語勉強のために読んでいる"Deutsch Perfekt"の記事(Deutsch Perfektについてはこちら)。

この山は名前 "Zugspitze"の通りで、 "Zug:電車" + "Spitze:先っぽ" からもわかるが、電車で頂上付近まで行くことができる。また、麓の町Garmisch Partenkirchen:ガーミッシュパーテンキルヒェンはウインタースポーツで世界的にも有名なところで、夏は避暑地として有名なところ。南ドイツとチロル地方の雰囲気が感じられる草原を散歩したい、というのも今回の目的の一つ。


1.Garmisch Partenkirchen : ガーミッシュ パーテンキルヒェン
Zugspitzbahn:ツークシュピッツ鉄道が出発している街、ガーミッシュ パーテンキルヒェンへ。今回はミュンヘンから向かったので、少しお得な乗り放題チケット"Werdenfels Ticket : ヴェルデンフェルスチケット" を使用。このチケットは、いわゆるバイエルンチケットの地域限定版みたいなもの。購入方法は"バイエルンチケットのページ"を参考にしてもらいたい。
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DB(ドイツ鉄道)の"Werdenfels Ticket"ページはこちら。使用可能地域が書かれたフライヤーはこちら(PDF)。

1) 場所
ガーミッシュパーテンキルヒェンはドイツの南、オーストリアとの国境に位置していて、アルプス山脈の入り口に位置する街。街が近づくにつれて、車窓から大きな山が迫ってくるのでとてもワクワクできちゃう。オーストリア側はチロル州なこともあり、ほぼ日本人(少なくとも私)がイメージするチロルの雰囲気そのもので、また、バイエルンの雰囲気も持ち合わせている、お得感満載の街。
今回訪れて、ここの雰囲気がとても気に入ってしまった。ウインタースポーツでもかなり有名な街なので、スキー好きとしては、冬にぜひ来たいところである。
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2) 街の様子
駅から街の中心部まではゆっくり歩いても15分くらい。中心部には、南ドイツならではの花が飾られた木組みの家が並ぶ。さらに、外壁には絵が描かれていて、通りがとても華やか。
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いろいろな独特な形の建物が並んでいて、建物を見て歩くだけでも気持ちがよい。

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街の所々からツークシュピッツェに続く山並みが見えていて、ついにアルプスに来たなぁ、とシミジミ。心が躍って仕方ない!


2.Zugspitze : ツークシュピッツェ
1) 位置
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Garmisch Partenkirchenから南西8kmほどのところにあるZugspitze。徒歩だと、8時間かかるらしいが、今回は電車とロープウェイで。

2) 散策ルート
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Garmisch Partenkirchen から Zugspitze山頂までは、電車とSailbahn:ロープウェイで。昼からは山頂も混むとの情報があったので、朝一で一番早く山頂へ行ける手段を選択。

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Zugspitzplattは切り立った山に囲まれたエリアで、7月末でも小さな氷河:Gletscherが残っており、雪を踏みしめながら散策が可能。写真は山頂展望台から撮影したZupspitzplattの様子。

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下山は電車で。途中駅"Hammersbach:ハンマースバッハ"で下車して、広がる草原を歩いてGarmisch-Partenkirchenへ。さらに、スキーのジャンプ台がある"Kaizenbad:カイツェンバート"にも寄って。

3) いざ山頂へ
Zugspitzbahn ガーミッシュパーテンキルヒェン駅
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ドイツ鉄道のガーミッシュパーテンキルヒェン駅の隣なのでわかりやすい。駅でチケット購入。チケットはZugspitzeまでの一日券で€52。午後から曇る予報が出ていたので、朝一(8:15発)の電車へ。なお、昼頃は電車も山頂展望台も混むので、早い時間に行って昼過ぎに戻ってくる方が良さそう。
このレトロで可愛らしい電車でまずはEibsee駅を目指す。

ZugspitzbahnのHPはこちら。時刻表はこちら。価格表はこちら

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車窓からは、Zugspizeの手前にそびえる山々が山頂まできれいに見えている。そして、草原に小さな小屋が並ぶこの風景は、個人的なチロルのイメージそのもの。。なお、帰路でこの草原を散歩するので、もっと気持ちの良い写真は下記参照。

Eibsee(アイプ湖)駅からロープウェイ
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電車だと頂上まで時間がかかるので、ロープウェイに乗り換え。チケットは1日券で乗れる。ついにZugspitzeのお目見え。写真中央の一番高いところが山頂。ほぼ山頂まで、一気にロープウェイで。

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朝方なのでそれほど人も多くなく、すんなりロープウェイに。そしてEibsee側の窓際確保。

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一気に高度を上げていく。なかなかのスピードで、所々の鉄塔部のガタガタでフワッとして少し怖い…。。車窓からは、Eibsee(アイプ湖)が一望でき、その水と森の緑のコントラストに息を飲む。さらにどんどん崖が近づいてきて、その迫力はなかなかのもの。山並みもきれい。向き的に、フュッセン(ノイシュバンシュタイン城)の方向かな。

Zugspitze山頂
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ロープウェイの駅がそのまま山頂展望台になっている。写真は、Zugspize頂上から撮った写真。

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1枚目写真の中央下に見えている建物がこの後行くZugspitzplatt駅。そしてアルプスの山々。岩感が半端ない。そして、白いのはもちろん雪。3000mに満たない山なのに、真夏でも雪が残っているわけだから、冬の寒さが容易に想像できる。
ちなみに、見えているZugspitzplattは冬はスキー場。こんなところでスキーをしてみたい。。

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左写真はオーストリアチロル側の山頂駅。右写真は先ほどいたガーミッシュパーテンキルヒェン側。岩の激しさと、その先に広がる緑や青に息を飲む。美しい。。

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山頂展望台の半分はオーストリア。ようこそチロルへの文字。一応、、初チロル!

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頂上へ。展望台がだいたい2950mくらいなので、頂上の2962mまで12mほど登らなくてはいけない。頂上:Gipfelへの入り口には、山岳経験者のみ、の表示もある。なぜなら、3枚目写真のように、断崖の岩をよじ登らなければいけないため。当然、それなりの靴と、荷物はリュックでないと登頂は無理。
崩れやすい岩をロープにしがみつきながら登頂。これでドイツは制覇…かな??やっぱ下から足で登らないとダメかな…。。まぁ、ともあれ感慨深い景色である。

Zugspitzplatt : ツークシュピッツプラット
山頂駅からロープウェイで降りたところがツークシュピッツプラット。
Zugspitzeplatt map 01

写真中央の小さく見えている建物が駅。ここから右の星印まで散策。途中、雪の上を歩いたり、崩れやすい石をよじ登ったりするので、それなりの靴は必要。

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Zugspitzplatt駅(1枚目写真)。そばには、ドイツで一番高いとこに建っているであろう"Maibaum:マイバウム"が(2枚目写真)。ちなみに、マイバウムはバイエルン州に見られる文化で、5月(Mai)辺りに各街に建てられる木製のモニュメント。

ちなみに動画がこちら。そばに教会があり、鐘の音が幻想的だった。


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上記地図の星印を目指して歩く。だいたい、往復で1時間程は見ておいた方がよい。そして初の氷河:Gletscher。かなり小さいけど。。

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そして、絶景ポイントへ。ここは、切り立った崖になっていて、下をのぞくことができる。そして見えているのは、オーストリアのチロルの村。綺麗な景色に感動しつつ、結構怖い。。

電車で下山〜草原散歩
Zugspitzplatt駅まで戻り、帰路は電車で。ここからEibsee手前までトンネルで抜けていく。
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電車は、山岳鉄道で線路の間にギヤがついていて、滑らず登れるようになっている。たしか、箱根にもこんなのがあったような…。

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トンネルを抜けて、Eibseeへ。やっぱり、、トンネルより外の方が気持ちいい。

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Eibseeで普通の電車に乗り換えさせられ、目的の"Hammersbach:ハンマースバッハ"駅へ。ここからは右地図のように歩いて少し寄り道しつつガーミッシュパーテンキルヒェンを目指す。

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地図の-1辺りの景色。すべてを文字で書き表すことは到底できない。とにかくここの景色の爽快感はすばらしい。この辺りの地理的な雰囲気は長野の白馬を思い起こさせるけど、、この小さな建物が並ぶ草原は、別格である。

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右写真は-2の辺り。南ドイツの建物と草原。ここも気持ちの良い景色。

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スキージャンプ台のある"Kaizenbad:カイツェンバート"。1936年の冬季オリンピックのために作られた観客席が石造りで今も使われているところ辺りはさすがドイツである。

そこから駅に戻り、帰宅。しっかし、北にあるヴュルツブルグから南端のガーミッシュパーテンキルヒェンまで本当に広い州だと実感。早くオーストリアに入っていきたい気持ちもあるが、まだまだドイツも知らないところが多いので、本当に時間が足りない。まだまだこれからも楽しみなドイツだ。