ドイツとスイス、オーストリアに囲まれた湖"Bodensee:ボーデン湖"。ドイツでは休暇にかなり人気でとっても気持ちの良い場所。9月の中旬。夏を締めくくるボーデン湖サイクリングへ。
その2はこちら(ボーデン湖サイクリング その2 Friedrichshafen 〜 Konstanz)。
ボーデン湖はライン川のドイツ国内最上流(さらにスイス、リヒテンシュタインから流れてきているが。)でもあるので、ある意味ライン川サイクリングとも言えるのかもしれない。。
1.サイクリングルート
"Lindau:リンダウ" から 途中フェリーに乗ったりしつつ、スイスとの国境の街"Konstanz:コンスタンツ"まで。
1日目は"Lindau:リンダウ" から "Friedrichshafen:フリードリヒスハーフェン"まで。2日目はこちら。
2.Lindau : リンダウ
まずは電車で"Lindau:リンダウ"へ。リンダウはボーデン湖の小島で、電車でその島まで行くことができる。
ボーデン湖沿いでは割りと大きく、古くから栄えていた街。駅から降りると、これまでのドイツの街とも少し雰囲気の違う街並みが出迎えてくれる。すぐそばの港周辺には石造りやレンガ造りの雰囲気ある建物が並ぶ。
港にある灯台には登ることができる。上からの眺望はとてもすがすがしく、オーストリア、スイス、そして今日の目的地フリードリヒスハーフェン方向まで全て見渡すことができる。天気も最高で、水面がとても眩しい。
島を一周。小さな島なので色々と見ながら歩いても1時間程だろうか。
昔の宮殿。今は市民会館の様な建物として使われている。
旧市街へ。カラフルな街並みが続き、多くの観光客でにぎわっている。
一通り街並みを観たら、橋を渡っていよいよ湖サイクリングのスタート。
3.Wasserburg:バッサーブルグ
島から陸地へ渡って次のポイント"Wasserburg:バッサーブルグ"を目指す。
Lindauから4km程進むと見えてくる小さな町。
花が至る所に飾られていて、のどかな街並みが続く。
そして湖へでると教会があり、とても気持ちが良い。
4.Nonnenhorn:ノンネンホルン
Wasserburgから2km程進んだところにある"Nonnenhorn:ノンネンホルン"へ。
ボーデン湖沿いはフルーツの産地でも非常に有名で、リンゴ、洋ナシ、ブドウの栽培が特に盛んである。そんな中、ここNonnenhornはワインでも有名な所。
街はゆったりとした小さな小さな保養地。
5.Langenargen:ランゲンアーゲン
Nonnenhornから6km程。道沿いにはリンゴ畑が並び、赤い実が数珠なり。もうすぐ収穫の秋も近い。
ボーデン湖沿いにはヨットハーバーも多い。金持ちの別荘とかが多いんだろうなぁ。。
途中の無人市でとっても美味しそうだったプラムを購入。リンゴも安い!
Langenargenの街中へ。湖沿いが少し栄えていて、観光客がテラス席でまったりと楽しんでいる。
しばらく進むと見えてくるのが"Schloss Montfort"。
塔に登ると、太陽に輝く湖面と遠くに浮かぶヨット。湖岸に並ぶ静かな街並み。そしてたなびく旗。。平和だ。。
6.Friedrichshafen:フリードリヒスハーフェン
今日の最終目的地へ。Langenargenから10km程。
相変わらず続くフルーツ畑。リンゴはほとんど摘果していない様子。木の選定方法も日本と全く異なっていてとても興味深い。
途中、湖岸からは離れ、大通り沿いをひた走って目的地のFriedrichshafenへ。途中、ボーイングの工場などもあって、さすが飛行機の街として昔から栄えてきただけのこともある。
なお、ツェッペリン飛行船はこの街で作られていて、世界大戦の前まではベルリンとフリードリヒスハーフェンを結ぶ飛行船航路もあったのだとか。
そして中心部そばにあるフェリー乗り場へ。フェリーでボーデン湖をめぐる旅も楽しそう。。
湖沿いは綺麗に整備されていてとてもきれい。無料の展望台も完備。
ちょうど陽の落ちる時間帯で、圧倒的な景色を見ることができた。
港に戻って来たヨットも夕日に照らされて輝ている。
そして教会の奥に沈む夕陽。光り輝く噴水。息をのむ景色が広がっていた。
想像以上の気持ち良いサイクリングが楽しめて無事1日目が終了。ビールとお肉を食べて夢の中へ。。。
(その2:ボーデン湖サイクリング その2 Friedrichshafen 〜 Konstanzに続く)
コメント