2016 Neu Jahre Karte_blog

(Alte Mainbrükeを一部合成した写真)
バタバタしていたら2016年になってしまった、という印象の強いこの年越し。 ブログをなかなか更新できないまま二ヶ月が過ぎてしまい、ブログの面では年末の印象があまりよくなかったなぁ、というのが正直なところ。

簡単に2015年を振り返って、そして気持ち新たに2016年を頑張ってみようと思う。
(ここからは個人の想いだけの話なので、読む方はさらっと軽めに見てもらった方がいいかも。。)


1. 1月〜4月
この間はとにかくドイツ語C1のテスト合格につきる。さらに、仕事探しもこの時期。とにかく、バタバタと忙しかった。どちらも結果的には、良かったので、この時期は合格点かな。

やはり、C1を取得できた、と言うのは気持ち的にすごく自信になった。一応C1までやれば、一通りの文法を勉強したことになるので、どんな文章でも、直接的な言い回しであれば辞書を片手に理解が出来るようになれる。
そして、就職活動を通じて、ドイツで働く、ドイツで就労ビザを取ることが十分可能であることが身をもって理解でき、やっとドイツの社会に入っていけるという、また違った自信が手に入れられた時期でもあった。


2.5月〜9月
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Stuttgart近郊のKirchheim unter Teckにある"Sushi Samurai"と言う店で、寿司職人として働くことに。 いかにも外国の寿司屋っぽい名前である。寿司は完全外国風で、、今思えば、、正直、、美味しくない。。
ココでの最初の2か月くらいは、とにかく、全てが新しい環境になれることで一杯だった。お陰で、なかなか精神的にも鍛えられたし、色々な国から来ている同僚とのコミュニケーションの難しさと理解を得ることが出来た。

一方で、ここでの反省点は、とにかくドイツ語の勉強をしなかったこと。数人の日本人もいたし、同じ寮に住んでいたので、日本語の楽さにかなり浸ってしまった。ドイツ語勉強の計画だけはたてるものの、二日目にして予定から逸脱してしまうありさま。

そして慣れてきた3か月を超えるころから、問題が発生した。ある意味、飲食業の現実の一つかもしれない。

ドイツ人の会社で、時間管理は結構しっかりしていたし、時間が来たらきちっと終われるお店だったので、日本のサラリーマンだった自分からすると、何てきっちりしているんだ、と当初は考えていた。そして、あえてドイツ人オーナーのお店を選んだ理由もそこにあった。やはりきちっとした職場で働きたかったから。

それが、大きく覆されてしまった。

元々、給料の振込が少し遅れる会社だった。最初の頃は1週間くらい。次は半月くらい。。と。だんだん遅くなっていったのである。そして、ついには、半月遅れてまずは500EUR。そして1か月近く遅れて残りが支払われる、と言った感じに。

さらには、"昨日振込んだから。" と言われてもなかなか振り込まれない給料。明細書もなかなか手に入らない日々。そんな状況に危機感を感じたため、個人で弁護士保険と言うものにも加入した。(ドイツでは、ちょっとしたことでも弁護士を立てる習慣があり、色んなジャンルの弁護士費用保証の保険がある。これに関しては別途アップ予定。)

働いていた "Sushi Samurai" は、話を聞いていくと、オーナーのドイツ人が過去にもいくつかのお店や会社を潰してきたこともわかってきた。そして、その過去の従業員とも賃金でトラブルになっていたのである。

電気代・インターネット費用含めて寮費がタダ、支店への通勤で車が運転できる、休日も車を使って出かけることができる、、、と、福利厚生的には申し分なかった職場だったけど、さすがにこれではいけないと思い、他の寿司屋を探すことにしたわけである。

さらには、Baden Württemberg 州の片田舎では、好きなフランケンワインの情報がなかなか入ってこないし、スーパーにもほとんどフランケンワインは売っていない。と言うこともあり、やっぱりヴュルツブルグで就職したい、と思うようになった。

その後、元々面接で知り合っていたヴュルツブルグの寿司屋の大将と連絡を取り合っているうちに、丁度求人のタイミングと合い、ヴュルツブルグに戻る決心をしたわけである。

ちなみに、"Sushi Samurai" からは最後の2か月の給料と貯まった残業代、有給分のお金が未だにもらえていない。(2016年1月現在) 連絡をしても適当な答えしか返ってこないので、最期通告を行ったうえで、現在弁護士に相談中である。絶対に勝ち取らなければいけない勝負であり、絶対に許すことができない。(ほかの従業員も次々と辞めたが、皆、給料は未払いのままである。そんな会社が現在もMix-Bに日本人求人の広告を出しているんだから呆れたもので、、何かしらの手をうつことを考えている。)


3.10月〜12月
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そんなこんなで、ヴュルツブルグの寿司屋"Kham Sushi Bar"に転職。
9月上旬にビザ申請を行い、結構手間取った結果、10月下旬くらいから正式に働きだしたわけだが、また環境ががらっと変わり、なかなか初期は大変だった。

何より、日本でバリバリの寿司職人だった大将の下で働くわけなので、求められるレベルについていくことが大変だった。自分自身が、ある程度自信を持てるようになるまでに時間のかかるタイプな上に、気負いすぎていたこともあるかもしれないが、11月にはドイツに来て初めて"日本シック"にもなった。

何をやっているんだろう、と思う毎日。日本に戻って働いた方がはるかに楽だし、お金ももらえるし。とかとか。でも、実際には本気でそんなことを考えたわけではなかったように思う。心の根底には、悔しさばかりがあって、寿司もしかり、ドイツ語もしかり、ワインへの道に対する自分の振る舞いもしかり。とにかくモヤモヤとした日々を1か月近く過ごした。

そして、ひとまず、今の仕事をこなせるようになるまでの我慢、と考え寿司に集中することにした。そして、気分転換に、しばらくできていなかったスポーツを再開したことで、気持ちがすこしずつ晴れていき、12月に入ったころには、だいぶ元に戻れていたように覚えている。

そして、華やかなクリスマスシーズンを経て、年末、そして2016年の幕開け。
年の最後にようやく上向き・前向きの気持ちをもつことができて、こうやって振り返ることが出来ているわけである。


4.2015年総括
一言で言うと、2015年は仕事に振り回された(仕事に適応することに振り回された)一年だった。そして、ワインに対する面で振り返ると、とにかく何をやってたんだ、という思いである。上の振り返りの中にまったくワインの話が出てこないのが、全てを表しているわけだが。

もちろん、"寿司"と言うものをある程度極めたい、そしてそれが将来のどこかで自分の夢にもつながる可能性を感じているのは事実。しかしながら、ドイツに来た目的は間違いなく寿司ではない。ワインである。

さらには、ドイツ語の進歩の話も2015年の後半は特に何もない。これまた、自分に問いたいところである。ワインと言うはっきりとした目標があるのに、いったいどうしてしまったのか??もしかしたらそこまでの想いはワインに無いのではないか??などとまで思ってしまうこともある。
実際、日本食の飲食店で働いていると、仕事でドイツ語が伸びることはほぼ無いと言っていい。なぜなら、キッチンやホールにはアジア人が多く、その多くはひどいドイツ語をしゃべっているわけである。格変形とか語尾変形など一切ない、とにかく"伝われば良い"ドイツ語であふれている。(働いた2つのレストランのいずれも同じ状態。) 正直、この点は大いなる誤算だった。
あと、ヴュルツブルグでは、ドイツ語を勉強できる手段(学校、Sprachpartner、Stammtischなど)がいくつかあるけれども、Kirchheimのような片田舎では手段が本当に限られているので、仕事を探している人はこの辺も注意した方が良いかもしれない。


総括なのに長くなってしまった。
以上から考えると2015年の点数は50点。残りの50点は自分に対する色んなくやしさ。


5.2016年の展望
2016年は何が何でもワインの道に踏み込む。それのみ。
ドイツ語云々はワインの道のベースなのであえて目標にはしない。寿司も自分なりに満足いくレベルにはなっておきたい。が、自分が長年いるべき場所ではない。

そろそろ動き出す年が来た。