ロマンティック街道サイクリングの続き。第3弾。
2016年4月頭、ローテンブルグ"Rothenburg ob der Tauber" 〜 ディンケルスビュール"Dinkelsbühl" 〜 ドナウヴェルト"Donauwörth" までを走ってみたので、この第3弾ではローテンブルグ〜ディンケルスビュールまでをご紹介。
なお、その他のロマンティック街道サイクリングについてはこちらを参照。
・ ロマンティック街道サイクリング 1 ローテンブルグへ その1
・ ロマンティック街道サイクリング 2 ローテンブルグへ その2
・ ロマンティック街道サイクリング 4 Dinkelsbuehl〜Donauwoerth
・ ロマンティック街道サイクリング 5 Donauwoerth〜Landsberg
・ ロマンティック街道サイクリング 6(最終回) Landsberg 〜 Fuessen
ローテンブルグ〜ディンケルスヴュールまでの道のり
自転車道で約60kmの行程。川沿いから外れるので、割とアップダウンが多いルート。今回の道のりはドイツのだいたいこの辺り。
ちなみに、ロマンティック街道を自転車で走るときは、自転車道標識の下に付いているこの標識に注意。これが、ロマンティック街道の標識。色んな自転車道が入り組んでいるポイントでは特に注意が必要。
まずは、Rothenburg ob der Tauberまで電車で移動。前回サイクリング(こちら)の終点”水道橋”まで移動してから昼頃にスタート。
まずは、13km離れた "Schillingsfürst : シリングスフュルスト" を目指して。
Tauber川沿いを進むと、"ドイツではあまり見ない"綺麗な沢のせせらぎエリアを通過。その後、Tauber川から離れて進んでいく。川から離れるとアップダウンも多くなるので、体力が必要な道のりに。
畑や家畜を見ながらのどかな景色を進んでいく。
しばらく進むと丘が見えてきて、その頂上に宮殿が見えてくる。これが目的地の"Schillingsfürst"。
1.Schillingsfürst : シリングスフュルスト
1000年ごろから文書に登場する街で、しばらくは侯領 ( Fürst : 侯爵 ) として発展した街らしい。詳しくはwikiへ。丘の斜面にある小さな街で、一番登った所にシリングスフュルスト城がある。
街の上まで登ると城に続く街道へ。レストランを越えて林に向かってお城へ。
お城と言うか宮殿の佇まい。入場料が€8.50だったので、中へは入らず。パンフレットによると当時の装飾が残った部屋などがあるみたいだけど、、はたしてこの値段の価値はあるのかないのか…。。
Schillinngsfürst をスタートして16km先の "Feuchtwangen : フォイヒトヴァンゲン"を目指す。
結構アップダウンの続く道を進み、のどかな村を過ぎていく。本格的な春の訪れを告げる菜の花もチラホラ咲き始めていた。
2.Feuchtwangen : フォイヒトヴァンゲン
第二次大戦で被災しなかった街で、12世紀〜15世紀頃の建物や城壁が残っている街。詳しくはwikiへ。
自転車で走っていく見えてきたのは城壁に囲まれた静かな街"Feuchtwangen"。
旧市街の城壁は一部のみ残っていて、新旧の建物が入り交じっている。
昔は3つあった門のうち一つが現存している。やっぱりこういった門がある街はいい!
街の中心部"マルクト広場"。そして奥に見える教会付近。こぢんまりしているものの雰囲気がスバラシイ。
一番気に入った建物"Stadthalle Kasten"。市民ホールと言うか、規模的には公民館の様なもの。このFachwerkhausは今まで見た中でも上位かも。。
旧市街をウロウロすると、所々に可愛い建物が散在。ここの街の雰囲気、結構お気に入り。
カフェで小休憩。ここのリンゴと生クリームのケーキはなかなかの絶品。Rollbühler Bäckereiの場所はこちら。
"Feuchtwangen"を発って目指すのは、今日の最終地点、26km先の"Dinkelsbühl"。
この看板を見るとディンケルスビュールまでは二つの道があり、左の道で行くと15km、右の道で行くと26km。ロマンティック街道は右なので、10km以上も遠回り。。。この道のりがなかなかアップダウンが多くて大変だった。
丘を越えて行くと池があって、未舗装の林道を進む。
丘を越えると、のどかな村が続き、のんびりサイクリングへ。Dinkelsbühlはすぐそば。
3.Dinkelsbühl : ディンケルスビュール
12世紀ごろから街が形成され、15世紀終わりの景観がほぼ残っている城壁と19もの塔で囲まれた綺麗な街。詳しくはwikiへ。ドイツの街には珍しくマルクト広場が無い街で、路地は狭くて入り組んでいる。地図を頭に入れてから歩かないと迷うこともあるかも。まずはインフォメーションで地図をもらうと便利。なお、ツーリストインフォメーションの場所が変更になり "旧市役所 : Altes Rathaus" に移動しているのでご注意。
ちなみに、この街は、交通の便が非常に悪い。鉄道だけでは行くことが出来ず、途中の駅(ネルトリンゲンやアンスバッハ)からバスでの移動が必要となる。
参考までに、この辺りのバス会社のホームページはこちら : VGN、VDR。
・ ネルトリンゲン〜ディンケルスビュールのバス時刻表は501番(PDF)。
・ アンスバッハ〜ディンケルスビュールのバス時刻表は805番(PDF)。
その他、ローテンブルグ〜ディンケルスビュールのバスもあるが本数はかなり少ない(814番 : PDF)。
また、4月〜10月の間はロマンティック街道バスが出ているので、それも使える(こちら : HP)。
自転車道に沿って進むと、街の北から街の中へ。ローテンブルガー門。
門から入ると、可愛い街並みが飛び込んでくる。この雰囲気、感覚はローテンブルグに初めて行ったときの衝撃に似ている。。一気に弾き込まれてしまった。
ホテルに荷物を置いてから、街の散策へ。
城壁と19もの塔に囲まれていて、城壁の中は昔の街並みのままなので、どこを歩いてもいい雰囲気。
まずは旧市街を城壁の外から一周。北のローテンブルグガー門から上の地図で反時計回りに。
旧市街の周りは畑や公園、池で囲まれていて、かなりのんびりとした雰囲気が漂っている。続く城壁とニョキニョキと建つ塔。その形も色々なものがあって散歩していてとても楽しくなる。2枚目写真は地図の右下に位置する"ネルトリンゲン門"。
城壁の向こうには古い街並みの頭だけが覗く。2枚目写真の塔がとても印象的。塔の上に建物が建っている。しっかし、、良くこんなデザインにしたもんだ…。拍手!!
次に街中をブラブラと。
旧市街の中はどこを歩いても三角屋根のカラフルな家々が立ち並ぶ。ローテンブルグにも似ているかも。
散歩が楽しくて、到着した夕方と次の日の朝の2回歩き回ってみたくらい。ほとんどの路地は歩いたような。。ここは何かの祭りの時がもっと雰囲気が出来そう。特にクリスマスマーケットなんか良さそうだなぁ。この時期は、そもそもアジア人の観光客は少ない、というのもあるけど、日本語表示そのものが少なかったので、観光客はそれほど多くは無いのだろう。そういった街が好きな人にはかなりお勧め。
今回宿泊したホテル"Blauer Hecht"。旧市街にある四つ星ホテルだけど値段はお手頃で、中の雰囲気もなかなか良かった。部屋やサービスは基本的だったけど、落ち着いた雰囲気はなかなかのもの。ちなみにこのホテルの前にロマンティック街道バスの停留所がある。
付録の写真。旧市街のほとりに咲いていた桜とローテンブルガー門。そして、ゼグリンガー門に貼ってあった戦車の交通標識。って、結構細い道なのに制限速度が高いような…。。。
とう言うことで、ロマンティック街道サイクリング第3弾はここまで。続き(ディンケルスビュール〜ドナウヴェルト)は第4弾(ロマンティック街道サイクリング 4 Dinkelsbuehl〜Donauwoerth)へ。
その他のロマンティック街道サイクリングについて。
・ ロマンティック街道サイクリング 1 ローテンブルグへ その1
・ ロマンティック街道サイクリング 2 ローテンブルグへ その2
・ ロマンティック街道サイクリング 4 Dinkelsbuehl〜Donauwoerth
・ ロマンティック街道サイクリング 5 Donauwoerth〜Landsberg
・ ロマンティック街道サイクリング 6(最終回) Landsberg 〜 Fuessen
2016年4月頭、ローテンブルグ"Rothenburg ob der Tauber" 〜 ディンケルスビュール"Dinkelsbühl" 〜 ドナウヴェルト"Donauwörth" までを走ってみたので、この第3弾ではローテンブルグ〜ディンケルスビュールまでをご紹介。
なお、その他のロマンティック街道サイクリングについてはこちらを参照。
・ ロマンティック街道サイクリング 1 ローテンブルグへ その1
・ ロマンティック街道サイクリング 2 ローテンブルグへ その2
・ ロマンティック街道サイクリング 4 Dinkelsbuehl〜Donauwoerth
・ ロマンティック街道サイクリング 5 Donauwoerth〜Landsberg
・ ロマンティック街道サイクリング 6(最終回) Landsberg 〜 Fuessen
ローテンブルグ〜ディンケルスヴュールまでの道のり
自転車道で約60kmの行程。川沿いから外れるので、割とアップダウンが多いルート。今回の道のりはドイツのだいたいこの辺り。
ちなみに、ロマンティック街道を自転車で走るときは、自転車道標識の下に付いているこの標識に注意。これが、ロマンティック街道の標識。色んな自転車道が入り組んでいるポイントでは特に注意が必要。
まずは、Rothenburg ob der Tauberまで電車で移動。前回サイクリング(こちら)の終点”水道橋”まで移動してから昼頃にスタート。
まずは、13km離れた "Schillingsfürst : シリングスフュルスト" を目指して。
Tauber川沿いを進むと、"ドイツではあまり見ない"綺麗な沢のせせらぎエリアを通過。その後、Tauber川から離れて進んでいく。川から離れるとアップダウンも多くなるので、体力が必要な道のりに。
畑や家畜を見ながらのどかな景色を進んでいく。
しばらく進むと丘が見えてきて、その頂上に宮殿が見えてくる。これが目的地の"Schillingsfürst"。
1.Schillingsfürst : シリングスフュルスト
1000年ごろから文書に登場する街で、しばらくは侯領 ( Fürst : 侯爵 ) として発展した街らしい。詳しくはwikiへ。丘の斜面にある小さな街で、一番登った所にシリングスフュルスト城がある。
街の上まで登ると城に続く街道へ。レストランを越えて林に向かってお城へ。
お城と言うか宮殿の佇まい。入場料が€8.50だったので、中へは入らず。パンフレットによると当時の装飾が残った部屋などがあるみたいだけど、、はたしてこの値段の価値はあるのかないのか…。。
Schillinngsfürst をスタートして16km先の "Feuchtwangen : フォイヒトヴァンゲン"を目指す。
結構アップダウンの続く道を進み、のどかな村を過ぎていく。本格的な春の訪れを告げる菜の花もチラホラ咲き始めていた。
2.Feuchtwangen : フォイヒトヴァンゲン
第二次大戦で被災しなかった街で、12世紀〜15世紀頃の建物や城壁が残っている街。詳しくはwikiへ。
自転車で走っていく見えてきたのは城壁に囲まれた静かな街"Feuchtwangen"。
旧市街の城壁は一部のみ残っていて、新旧の建物が入り交じっている。
昔は3つあった門のうち一つが現存している。やっぱりこういった門がある街はいい!
街の中心部"マルクト広場"。そして奥に見える教会付近。こぢんまりしているものの雰囲気がスバラシイ。
一番気に入った建物"Stadthalle Kasten"。市民ホールと言うか、規模的には公民館の様なもの。このFachwerkhausは今まで見た中でも上位かも。。
旧市街をウロウロすると、所々に可愛い建物が散在。ここの街の雰囲気、結構お気に入り。
カフェで小休憩。ここのリンゴと生クリームのケーキはなかなかの絶品。Rollbühler Bäckereiの場所はこちら。
"Feuchtwangen"を発って目指すのは、今日の最終地点、26km先の"Dinkelsbühl"。
この看板を見るとディンケルスビュールまでは二つの道があり、左の道で行くと15km、右の道で行くと26km。ロマンティック街道は右なので、10km以上も遠回り。。。この道のりがなかなかアップダウンが多くて大変だった。
丘を越えて行くと池があって、未舗装の林道を進む。
丘を越えると、のどかな村が続き、のんびりサイクリングへ。Dinkelsbühlはすぐそば。
3.Dinkelsbühl : ディンケルスビュール
12世紀ごろから街が形成され、15世紀終わりの景観がほぼ残っている城壁と19もの塔で囲まれた綺麗な街。詳しくはwikiへ。ドイツの街には珍しくマルクト広場が無い街で、路地は狭くて入り組んでいる。地図を頭に入れてから歩かないと迷うこともあるかも。まずはインフォメーションで地図をもらうと便利。なお、ツーリストインフォメーションの場所が変更になり "旧市役所 : Altes Rathaus" に移動しているのでご注意。
ちなみに、この街は、交通の便が非常に悪い。鉄道だけでは行くことが出来ず、途中の駅(ネルトリンゲンやアンスバッハ)からバスでの移動が必要となる。
参考までに、この辺りのバス会社のホームページはこちら : VGN、VDR。
・ ネルトリンゲン〜ディンケルスビュールのバス時刻表は501番(PDF)。
・ アンスバッハ〜ディンケルスビュールのバス時刻表は805番(PDF)。
その他、ローテンブルグ〜ディンケルスビュールのバスもあるが本数はかなり少ない(814番 : PDF)。
また、4月〜10月の間はロマンティック街道バスが出ているので、それも使える(こちら : HP)。
(ロマンチック街道バスの看板)
自転車道に沿って進むと、街の北から街の中へ。ローテンブルガー門。
門から入ると、可愛い街並みが飛び込んでくる。この雰囲気、感覚はローテンブルグに初めて行ったときの衝撃に似ている。。一気に弾き込まれてしまった。
ホテルに荷物を置いてから、街の散策へ。
城壁と19もの塔に囲まれていて、城壁の中は昔の街並みのままなので、どこを歩いてもいい雰囲気。
まずは旧市街を城壁の外から一周。北のローテンブルグガー門から上の地図で反時計回りに。
旧市街の周りは畑や公園、池で囲まれていて、かなりのんびりとした雰囲気が漂っている。続く城壁とニョキニョキと建つ塔。その形も色々なものがあって散歩していてとても楽しくなる。2枚目写真は地図の右下に位置する"ネルトリンゲン門"。
城壁の向こうには古い街並みの頭だけが覗く。2枚目写真の塔がとても印象的。塔の上に建物が建っている。しっかし、、良くこんなデザインにしたもんだ…。拍手!!
次に街中をブラブラと。
旧市街の中はどこを歩いても三角屋根のカラフルな家々が立ち並ぶ。ローテンブルグにも似ているかも。
散歩が楽しくて、到着した夕方と次の日の朝の2回歩き回ってみたくらい。ほとんどの路地は歩いたような。。ここは何かの祭りの時がもっと雰囲気が出来そう。特にクリスマスマーケットなんか良さそうだなぁ。この時期は、そもそもアジア人の観光客は少ない、というのもあるけど、日本語表示そのものが少なかったので、観光客はそれほど多くは無いのだろう。そういった街が好きな人にはかなりお勧め。
今回宿泊したホテル"Blauer Hecht"。旧市街にある四つ星ホテルだけど値段はお手頃で、中の雰囲気もなかなか良かった。部屋やサービスは基本的だったけど、落ち着いた雰囲気はなかなかのもの。ちなみにこのホテルの前にロマンティック街道バスの停留所がある。
付録の写真。旧市街のほとりに咲いていた桜とローテンブルガー門。そして、ゼグリンガー門に貼ってあった戦車の交通標識。って、結構細い道なのに制限速度が高いような…。。。
とう言うことで、ロマンティック街道サイクリング第3弾はここまで。続き(ディンケルスビュール〜ドナウヴェルト)は第4弾(ロマンティック街道サイクリング 4 Dinkelsbuehl〜Donauwoerth)へ。
その他のロマンティック街道サイクリングについて。
・ ロマンティック街道サイクリング 1 ローテンブルグへ その1
・ ロマンティック街道サイクリング 2 ローテンブルグへ その2
・ ロマンティック街道サイクリング 4 Dinkelsbuehl〜Donauwoerth
・ ロマンティック街道サイクリング 5 Donauwoerth〜Landsberg
・ ロマンティック街道サイクリング 6(最終回) Landsberg 〜 Fuessen
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