"Einkommensteuererklärung : 所得税申告" をすると、就労1年目の "Einkommensteuer : 所得税" がほぼ返ってくる、というお得な情報を得たので、2016年2月頭に申告を行った。

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わかりにくいので箇条書きで。
 ・ "Einkommensteuererklärung" は日本で言うと確定申告の様なもの(かな?)。
 ・ ドイツ就労1年目分の "Einkommensteuer" が返金される。
 ・ ちなみに "1年目" とは、1月〜12月。
  (つまり、極端な話、12月から働くと、その月の分のみが"1年目"と扱われてしまう。)
 ・ 返金は経験上申請から2か月後くらいに申請時の銀行口座へ振り込まれる。
 ・ 厳密には"Einkommensteuer : 所得税" と "Slidaritätszuschlag : 連帯付加税" が返金される。
 ・ ちなみに、"Slidaritätszuschlag" とはドイツ統一後の生活水準の均衡化を図るために、旧東ドイツのために使われる税金。詳しくはこちら(ドイツニュースダイジェスト)とかを参照。
 ・ 申請期限は、2015年分の申請は2016年3月末日まで。(ドイツニュースダイジェストには毎年5月末日まで、と書いてあるが(こちら)、、。。下の税務署の資料では3月末日となっている。。毎年前後するようなので都度確認が必要だけど、、どれが本当なのか??)
Abgabefrist


なお、ドイツニュースダイジェストで所得税申告説明や、賃金に関する単語のわかりやすい紹介ページがあったのでこちらも参照を。ただし、ここにも1年目の所得税が返ってくることは書かれてはいないけど…。


1.申請に必要な書類
  ・ 申請書類
 (・ Steuer ID … 納税個別IDナンバー、取得方法は こちら:税務署にて Steuer ID:納税個別 ID の取得 参照。 )
 (・ 対象期間のAbrechnung … 就労初年度の給与明細、申請時に予備で持っておく )


1) 申請書類の入手方法
各州の税務署のページから入手可能。
バイエルン州の場合、Bayerischen Landesamt fur Steuern (BayLfSt) : バイエルン州税務署 のHPからダウンロード。HPはこちら。申請書類ダウンロード該当ページはこちら
ページ内の "Einkommensteuer-Mantelbogen - ESt 1A" をダウンロード。こちら(PDFページへ)
Mandelbogen 01Mandelbogen 02

Mandelbogen 03Mandelbogen 04


手引書は "Anleitung zur Einkommensteuererklarung 2015" をダウンロード。こちら(PDF)
Anleitung 01Anleitung 02


なお、毎年資料が更新されるようなので、毎年最新のページを確認の事。


2) 申請書類の記入方法
(注意 : 下記は独身で記入項目がシンプルであり、夫婦で働いている場合などは下記よりも記入項目が増えるはず。不安な場合は、わかるところだけ記入して、提出時に税務署で確認してらうと良い。)

独身の場合、記入する項目は1ページ目、4ページ目のみで、以下の項目となる(はず)。
Fomular 01Fomular 02


経験上、これだけの記入でOKであった。


2.税務署へ申請
ヴュルツブルグの Finanzamt:税務署 はこちら(Google)こちら(税務署にて Steuer ID:納税個別 ID の取得)のページも参照。

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一階右の "Service Zentrum" にて申請を行う。特に事前予約の必要はない。

窓口に呼ばれると、いくつかの質疑応答が必要(だった)。私の場合は以下の通り。
 ・ いつドイツに来て、いつから働き始めたか?
 ・ 過去の仕事について(転職有無)。
 ・ Steuer IDについて。2015年の終わりにIDを取得したため、税務署のPC検索だけでは全ての納税状況が出てこなかったっぽい。ここで、手持ちの Abrechnung : 給与明細 を見せて説明。

印象としては、担当者は相当数の同様案件を扱っているためか、最低限のやり取りで話は進み、10分程で完了。実際に「これで終わり?大丈夫?」と思ったくらい。申請を行ったのが3月3日。


3.所得税の返金
申請時のあっけなさになんとなく不安だったし、どのくらいの金額が返ってくるのかもイマイチ想像できず、記憶の奥の方に追いやられていた4月頭、税務署から手紙(審査結果)が。

1) 審査結果
どこまで公表するか迷うところだけど…。。飲食業の一年目の現実はどんなものか、みんな知りたいと思うので、ほぼ公開してみたい。

2015年、4月末から9月中旬、11月と12月の約7か月間が今回の対象期間。(なお、日本語訳は税金用語を知らないので、的確ではないかも。恐らく意味合い的には合っているだろう。また、1ページ目下〜2ページ目の細かい計算方法は不明。)
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ポイントだけ書き出すと、、
 ・ 総収入(Brutto:税込み) : € 12.414
 ・ 支払い済所得税 : € 1.398 
 ・ 支払い済連帯付加税 : € 76,74 
 ・ 控除分(返金対象外)所得税 : € 260 
 ・ 返金総額 : € 1.214,74  椨◆櫚
大体、月換算で € 150 強 が戻ってくることを考えると、結構大きい。
うまい具合に1月から12か月まで12か月フルで働けば、€ 2,500 くらい返してもらうことも可能だろう。ましてや、普通の企業勤めとなれば、結構なボーナスになることになる。


2) 返金完了
4月11日付で無事に振込確認完了。申請から2か月強で完了。


3.まとめ
色々と渡独して働いている人のブログを見てもこの件の記事はとても少ないし、ましてや、ドイツで数年働いている人ですら、あまり知らないこの "Einkommensteuererklärung : 所得税申告" 。(ベルリンやデュッセルドルフなどの日本人コミュニティーがしっかり整ったところでは知られていることなのかもしれないが。田舎町では知る機会は皆無だろう。)
また、渡独を考えている人にも、仕事の開始タイミングを決めるいいネタだろう。年末から働き始めることはお勧めしない。

他の申請に比べると、ぱっと聞いた限りではハードルが高そうだけど、実際にやってみると簡単だったので、是非是非今からドイツに来る人には知っておいてもらいたい。こういった経験・チャレンジから得られるドイツ語も多いし、ダメもとでも是非やってみてはいかがだろうか。

しっかし、、、これが30代後半の年収とは。。。夢との代償とは言え、、、寂しい限り…。。なんて。
夢のため、夢のため、、ガマンガマン!