ロマンティック街道サイクリング第4弾。ディンケルスビュール〜ドナウヴェルトまで。
なお、その他のロマンティック街道サイクリングについてはこちらを参照。
・ ロマンティック街道サイクリング 1 ローテンブルグへ その1
・ ロマンティック街道サイクリング 2 ローテンブルグへ その2
・ ロマンティック街道サイクリング 3 Rothenburg〜Dinkelsbuehl
・ ロマンティック街道サイクリング 5 Donauwoerth〜Landsberg
・ ロマンティック街道サイクリング 6(最終回) Landsberg 〜 Fuessen
ディンケルスビュール〜ドナウヴェルトまでの道のり
今回のルートのメインは "Nördlinger Ries : ネルトリンガー・リース" と呼ばれる盆地 (上地図の黄色円)。1430万年前に隕石の衝突でできたクレーター(径24km)が基になっており、地学的にも重要な場所。詳しくはwikiにて。クレーターの"フチ"の部分は丘になっており、ここを越える道のりは割と体力が必要。ただ、ネルトリンガー・リースの中心部はほぼ起伏が無いので、自転車は走りやすい。
ディンケルスビュールを出発してネルトリンゲン方向に、26km先のマイーインゲンを目指す。
スーパーで水とお菓子を調達して出発!(下の方に美味しいチョコの話が。。)
ディンケルスビュールをスタートしてしばらく進むと未舗装の林道へ。ここからは未舗装が結構続く。
途中の村"フレムディンゲン"を過ぎ、なだらかな丘に伸びる畑を通っていく。
1.Maihingen : マイーインゲン
盆地(ネルトリンガー・リース)の平地に入った所にある街。
この辺りのKlosterbergは、ジオパークとして隕石による鉱石が見られるエリア。
隕石の衝突エネルギーによる、鉱石ができる過程などなど。博物館も近くにあるんだけど、、看板を見ていると楽しそう。ここは時間の関係でスルー。
Maihingenのシンボル、"Kloster Maihingen : マイーインゲン修道院"。15世紀から続く修道院で、白壁が美しい。
マイーインゲンを出発して、次の目的地、6km先のヴァラーシュタインへ。
ここからは平地が続く。10km先のネルトリンゲンの塔"ダニエル"が見えるほど。2枚目の中央奥に見える小山が目的地の"ヴァラーシュタイン"。
2.Wallerstein : ヴァラーシュタイン
ヴァラーシュタイン侯領の重要拠点として16世紀ごろから発展した街。wikiはこちら。
ヴァーラーシュタイン城。現在はこの辺で有名なビールの工場となっている。夏にはビアガーデンも出来、その中央にはこの街の名前の基にもなっている岩がある。そこからの眺めはなかなかのもの。様子はこちら(ロマンティック街道 Noerdlingen:ネルトリンゲン ,Wallerstein,Schloss Baldern)参照。
小さな街には住宅が並び、古い建物もチラホラ。2枚目は、街の幹線道路にポツンと建っている "ペスト柱(三位一体柱)" 。この街の象徴的な建造物らしい。18世紀の作品。
バラーシュタインの全景。
なお、この近くにある"Schloss Baldern"にも寄りたかったけど、この日も午後しか開いていないため、スルー。城の様子は、こちら(ロマンティック街道 Noerdlingen:ネルトリンゲン ,Wallerstein,Schloss Baldern)参照。この時も閉まっていたけど…。
5km先のネルトリンゲンへ向かう。
中央奥に見える塔がネルトリンゲンの塔"ダニエル"。
3.Nördlingen : ネルトリンゲン
2度目の訪問。ネルトリンゲン。言わずと知れた城壁の街。
2度目は街並みをじっくり感じたかったので、歴史散歩道を周ってみることに。その様子と、その他見どころはこちら(ロマンティック街道 Noerdlingen:ネルトリンゲン ,Wallerstein,Schloss Baldern)を参照。
自転車道は、街の西から入り、東に抜けていく。
木組みの家々が建ち並ぶ街並み。そして、市壁に大きく囲まれ、路地の入り組む街並み。
マルクト広場を中心に中世の建物が多く残る、歴史の深さを体で感じる事の出来る街、ネルトリンゲン。派手さは無いけど、じっくり滞在して体で感じるのにお勧めの街。
ネルトリンゲンを出発して次の目的地23km先の "Harburg:ハーブルグ" を目指す。
ネルトリンゲン・リース盆地の"フチ"を目指して、だだっ広い景色の中を進んでいく。
快調に、快調に進んでいく(1枚目中央奥にちっちゃくネルトリンゲンの塔"ダニエル"が見えている)。時にひと休みも。時々食べたくなるチョコレート菓子"hanuta"。ざっくり表現すると、、「ヘーゼルナッツ味のドイツ版"ビックリマンチョコ"」。結構ウマい。
だいぶ疲れてきたころにこんな(1枚目)看板。真っすぐ行けば、Harburgまで3.7km。しかしながらロマンティック街道は左、Harburgまで7.7km。うーーん。。。左に行こう。。
4.Harburg : ハーブルグ
正直、今回の旅の中で一番わからなかった街。知らなかった街。事前にネットでも調べていなかったし、ただの通過点くらいに考えていた。そんな中に現れた要塞"Burg"と古い橋。こういった変化球はいつもいつも楽しませてくれる。
川沿いにそびえる要塞。想像以上の迫力で、かつこの静かな雰囲気はなかなかのもの。
街の地図は、、あまり必要ないかも。。と言うかわかりにくい。。2枚目写真の様にとにかく要塞を目指す。
橋を渡り、マルクト広場へ。広場と言っても少し広い道だけど。。奥に見える工事中の建物が市役所。
市役所の奥に登っていくと、遊歩道(登山道?)の看板があるのでそこから登っていく。ちょっとした山登り。
城の正面に回って見て気付いたこと。ここも”ヴァラーシュタイン侯領”だったという事。その昔、この辺りで相当な力を持っていたことが感じられる。ヴァラーシュタインについてはこちら(ロマンティック街道 Noerdlingen:ネルトリンゲン ,Wallerstein,Schloss Baldern)も参照。
なお、2016年のオープン日は3月13日〜10月30日。火曜〜日曜:10時〜17時。月曜休館。入場料は€3。城内ツアー込みだと€7。ツアーは1時間ごとに行われている(らしい。)HPはこちら。
城の中に入っていくと、一気に雰囲気が変わる。この孤高な雰囲気、なかなか良いかも。。
中に入ると、ここはドラクエか??と疑わざるを得ない完璧な中世感。。
時間が限られていたので、ツアーはやめ、城を後にする。裏手(こっちが正面?)から見ると要塞感たっぷり。重厚な雰囲気である。そこから、再び山道を降りて街へ。眼下にはヴェルニッツ川が流れている。この川の先に、今回の最終目的地である"ドナウヴェルト"があるわけである。
川の対岸にある城を見上げるカフェでひと休み。ここのケーキは、、普通だったけど、、疲れた体には最高である。
道のりはあと少し。この雰囲気をじっくり味わいながら行こう。
目指すドナウヴェルトは14km先。
曲がりくねったヴェルニッツ川沿いを進む。
しばらく進むと、小さな村 "Wörnizstein : ヴェルニッツシュタイン" が見えてくる。
"ヴェルニッツ川の石・岩"と言う街の名前の通り、大きな岩がシンボル。そしてその上に小さな教会。。すごいところに建てたものだ。。。上まで登りたかったけど、、疲れもピークになってきていてスルー。
そしていよいよ見えてきた"ドナウヴェルト"の街。
5.Donauwörth : ドナウヴェルト
500年頃から人が住み着いていたという街"Donauwörth : ドナウヴェルト"。(なお、ドイツ語の発音では"ドナウヴォールト"。発音が難しい都市名の代表格で苦手の発音。。。)
中世には重要都市として繁栄した代わりに、何度も領主が変わる運命にもあった街。近世は街の規模は小さくなり、第二次大戦では壊滅的な攻撃を受けたこともあり、現在の街並みのほとんどは再建されたものである。詳しくはwikiへ。
自転車道に沿って行くと、街には裏手(駅とは反対側)から入っていくことになる。市壁や門が一部残る。
ここに貼ってあった看板でびっくりした事。それは、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで続く巡礼路"Jakobs Weg" の街だったという事。2枚目の写真で見ると、実はネルトリンゲンやハーブルグもその一つになっている。ここから巡礼地:サンティアゴ・デ・コンポステーラまでは2600kmほど。。当時の信仰心の強さを感じる瞬間でもある。
ドナウヴェルトの地図。今回は右の様に周って見た。旧市街は小さいので、ゆっくり見て、カフェでひと休みしても2〜3時間くらいあればいいかも。
再建された街とは言え、昔の街の様相を残す路地や建物。
ぐるっと回ってヴェルニッツ川沿いへ。教会が多くあり、過去のさまざまな歴史が入り組んでるであろうことが感じられる街並み。
メインストリートは色とりどりの建物が並ぶ素敵な雰囲気。
旧市街から川の中州へ。なかなか雰囲気のある門が構えられている。
少し下流に進むと、ヴェルニッツ川とドナウ川の合流地点がある。洪水を避けるために、ヴェルニッツ川に少し入った所に街が形成されたという事が納得できるほど、ドナウ川の水量は豊かである。ここから黒海まで数千キロ、ヨーロッパで2番目の大河の雰囲気を感じる事が出来る。
そんなこんなで、今回も無事に予定通り走破。ドイツのこういった街々は結構見慣れてきていた感があったけど、実際に来て見て触れて感じてみると、改めて魅力を感じる事の出来たサイクリングであった。
電車に乗りヴュルツブルグへ。
今回でロマンティック街道サイクリングもようやく半分とちょっと。この先はいよいよLech川に沿って南下していく。続きの第5弾はこちら(ロマンティック街道サイクリング 5 Donauwörth〜Landsberg)。
その他のロマンティック街道サイクリングについて。
・ ロマンティック街道サイクリング 1 ローテンブルグへ その1
・ ロマンティック街道サイクリング 2 ローテンブルグへ その2
・ ロマンティック街道サイクリング 3 Rothenburg〜Dinkelsbuehl
・ ロマンティック街道サイクリング 5 Donauwoerth〜Landsberg
・ ロマンティック街道サイクリング 6(最終回) Landsberg 〜 Fuessen
なお、その他のロマンティック街道サイクリングについてはこちらを参照。
・ ロマンティック街道サイクリング 1 ローテンブルグへ その1
・ ロマンティック街道サイクリング 2 ローテンブルグへ その2
・ ロマンティック街道サイクリング 3 Rothenburg〜Dinkelsbuehl
・ ロマンティック街道サイクリング 5 Donauwoerth〜Landsberg
・ ロマンティック街道サイクリング 6(最終回) Landsberg 〜 Fuessen
ディンケルスビュール〜ドナウヴェルトまでの道のり
今回のルートのメインは "Nördlinger Ries : ネルトリンガー・リース" と呼ばれる盆地 (上地図の黄色円)。1430万年前に隕石の衝突でできたクレーター(径24km)が基になっており、地学的にも重要な場所。詳しくはwikiにて。クレーターの"フチ"の部分は丘になっており、ここを越える道のりは割と体力が必要。ただ、ネルトリンガー・リースの中心部はほぼ起伏が無いので、自転車は走りやすい。
ディンケルスビュールを出発してネルトリンゲン方向に、26km先のマイーインゲンを目指す。
スーパーで水とお菓子を調達して出発!(下の方に美味しいチョコの話が。。)
ディンケルスビュールをスタートしてしばらく進むと未舗装の林道へ。ここからは未舗装が結構続く。
途中の村"フレムディンゲン"を過ぎ、なだらかな丘に伸びる畑を通っていく。
1.Maihingen : マイーインゲン
盆地(ネルトリンガー・リース)の平地に入った所にある街。
この辺りのKlosterbergは、ジオパークとして隕石による鉱石が見られるエリア。
隕石の衝突エネルギーによる、鉱石ができる過程などなど。博物館も近くにあるんだけど、、看板を見ていると楽しそう。ここは時間の関係でスルー。
Maihingenのシンボル、"Kloster Maihingen : マイーインゲン修道院"。15世紀から続く修道院で、白壁が美しい。
マイーインゲンを出発して、次の目的地、6km先のヴァラーシュタインへ。
ここからは平地が続く。10km先のネルトリンゲンの塔"ダニエル"が見えるほど。2枚目の中央奥に見える小山が目的地の"ヴァラーシュタイン"。
2.Wallerstein : ヴァラーシュタイン
ヴァラーシュタイン侯領の重要拠点として16世紀ごろから発展した街。wikiはこちら。
ヴァーラーシュタイン城。現在はこの辺で有名なビールの工場となっている。夏にはビアガーデンも出来、その中央にはこの街の名前の基にもなっている岩がある。そこからの眺めはなかなかのもの。様子はこちら(ロマンティック街道 Noerdlingen:ネルトリンゲン ,Wallerstein,Schloss Baldern)参照。
小さな街には住宅が並び、古い建物もチラホラ。2枚目は、街の幹線道路にポツンと建っている "ペスト柱(三位一体柱)" 。この街の象徴的な建造物らしい。18世紀の作品。
バラーシュタインの全景。
なお、この近くにある"Schloss Baldern"にも寄りたかったけど、この日も午後しか開いていないため、スルー。城の様子は、こちら(ロマンティック街道 Noerdlingen:ネルトリンゲン ,Wallerstein,Schloss Baldern)参照。この時も閉まっていたけど…。
5km先のネルトリンゲンへ向かう。
中央奥に見える塔がネルトリンゲンの塔"ダニエル"。
3.Nördlingen : ネルトリンゲン
2度目の訪問。ネルトリンゲン。言わずと知れた城壁の街。
2度目は街並みをじっくり感じたかったので、歴史散歩道を周ってみることに。その様子と、その他見どころはこちら(ロマンティック街道 Noerdlingen:ネルトリンゲン ,Wallerstein,Schloss Baldern)を参照。
自転車道は、街の西から入り、東に抜けていく。
木組みの家々が建ち並ぶ街並み。そして、市壁に大きく囲まれ、路地の入り組む街並み。
マルクト広場を中心に中世の建物が多く残る、歴史の深さを体で感じる事の出来る街、ネルトリンゲン。派手さは無いけど、じっくり滞在して体で感じるのにお勧めの街。
ネルトリンゲンを出発して次の目的地23km先の "Harburg:ハーブルグ" を目指す。
ネルトリンゲン・リース盆地の"フチ"を目指して、だだっ広い景色の中を進んでいく。
快調に、快調に進んでいく(1枚目中央奥にちっちゃくネルトリンゲンの塔"ダニエル"が見えている)。時にひと休みも。時々食べたくなるチョコレート菓子"hanuta"。ざっくり表現すると、、「ヘーゼルナッツ味のドイツ版"ビックリマンチョコ"」。結構ウマい。
だいぶ疲れてきたころにこんな(1枚目)看板。真っすぐ行けば、Harburgまで3.7km。しかしながらロマンティック街道は左、Harburgまで7.7km。うーーん。。。左に行こう。。
4.Harburg : ハーブルグ
正直、今回の旅の中で一番わからなかった街。知らなかった街。事前にネットでも調べていなかったし、ただの通過点くらいに考えていた。そんな中に現れた要塞"Burg"と古い橋。こういった変化球はいつもいつも楽しませてくれる。
川沿いにそびえる要塞。想像以上の迫力で、かつこの静かな雰囲気はなかなかのもの。
街の地図は、、あまり必要ないかも。。と言うかわかりにくい。。2枚目写真の様にとにかく要塞を目指す。
橋を渡り、マルクト広場へ。広場と言っても少し広い道だけど。。奥に見える工事中の建物が市役所。
市役所の奥に登っていくと、遊歩道(登山道?)の看板があるのでそこから登っていく。ちょっとした山登り。
城の正面に回って見て気付いたこと。ここも”ヴァラーシュタイン侯領”だったという事。その昔、この辺りで相当な力を持っていたことが感じられる。ヴァラーシュタインについてはこちら(ロマンティック街道 Noerdlingen:ネルトリンゲン ,Wallerstein,Schloss Baldern)も参照。
なお、2016年のオープン日は3月13日〜10月30日。火曜〜日曜:10時〜17時。月曜休館。入場料は€3。城内ツアー込みだと€7。ツアーは1時間ごとに行われている(らしい。)HPはこちら。
城の中に入っていくと、一気に雰囲気が変わる。この孤高な雰囲気、なかなか良いかも。。
中に入ると、ここはドラクエか??と疑わざるを得ない完璧な中世感。。
時間が限られていたので、ツアーはやめ、城を後にする。裏手(こっちが正面?)から見ると要塞感たっぷり。重厚な雰囲気である。そこから、再び山道を降りて街へ。眼下にはヴェルニッツ川が流れている。この川の先に、今回の最終目的地である"ドナウヴェルト"があるわけである。
川の対岸にある城を見上げるカフェでひと休み。ここのケーキは、、普通だったけど、、疲れた体には最高である。
道のりはあと少し。この雰囲気をじっくり味わいながら行こう。
目指すドナウヴェルトは14km先。
曲がりくねったヴェルニッツ川沿いを進む。
しばらく進むと、小さな村 "Wörnizstein : ヴェルニッツシュタイン" が見えてくる。
"ヴェルニッツ川の石・岩"と言う街の名前の通り、大きな岩がシンボル。そしてその上に小さな教会。。すごいところに建てたものだ。。。上まで登りたかったけど、、疲れもピークになってきていてスルー。
そしていよいよ見えてきた"ドナウヴェルト"の街。
5.Donauwörth : ドナウヴェルト
500年頃から人が住み着いていたという街"Donauwörth : ドナウヴェルト"。(なお、ドイツ語の発音では"ドナウヴォールト"。発音が難しい都市名の代表格で苦手の発音。。。)
中世には重要都市として繁栄した代わりに、何度も領主が変わる運命にもあった街。近世は街の規模は小さくなり、第二次大戦では壊滅的な攻撃を受けたこともあり、現在の街並みのほとんどは再建されたものである。詳しくはwikiへ。
自転車道に沿って行くと、街には裏手(駅とは反対側)から入っていくことになる。市壁や門が一部残る。
ここに貼ってあった看板でびっくりした事。それは、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで続く巡礼路"Jakobs Weg" の街だったという事。2枚目の写真で見ると、実はネルトリンゲンやハーブルグもその一つになっている。ここから巡礼地:サンティアゴ・デ・コンポステーラまでは2600kmほど。。当時の信仰心の強さを感じる瞬間でもある。
ドナウヴェルトの地図。今回は右の様に周って見た。旧市街は小さいので、ゆっくり見て、カフェでひと休みしても2〜3時間くらいあればいいかも。
再建された街とは言え、昔の街の様相を残す路地や建物。
ぐるっと回ってヴェルニッツ川沿いへ。教会が多くあり、過去のさまざまな歴史が入り組んでるであろうことが感じられる街並み。
メインストリートは色とりどりの建物が並ぶ素敵な雰囲気。
旧市街から川の中州へ。なかなか雰囲気のある門が構えられている。
少し下流に進むと、ヴェルニッツ川とドナウ川の合流地点がある。洪水を避けるために、ヴェルニッツ川に少し入った所に街が形成されたという事が納得できるほど、ドナウ川の水量は豊かである。ここから黒海まで数千キロ、ヨーロッパで2番目の大河の雰囲気を感じる事が出来る。
そんなこんなで、今回も無事に予定通り走破。ドイツのこういった街々は結構見慣れてきていた感があったけど、実際に来て見て触れて感じてみると、改めて魅力を感じる事の出来たサイクリングであった。
電車に乗りヴュルツブルグへ。
今回でロマンティック街道サイクリングもようやく半分とちょっと。この先はいよいよLech川に沿って南下していく。続きの第5弾はこちら(ロマンティック街道サイクリング 5 Donauwörth〜Landsberg)。
その他のロマンティック街道サイクリングについて。
・ ロマンティック街道サイクリング 1 ローテンブルグへ その1
・ ロマンティック街道サイクリング 2 ローテンブルグへ その2
・ ロマンティック街道サイクリング 3 Rothenburg〜Dinkelsbuehl
・ ロマンティック街道サイクリング 5 Donauwoerth〜Landsberg
・ ロマンティック街道サイクリング 6(最終回) Landsberg 〜 Fuessen
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