久しぶりのパンネタ。
ドイツに来てしばらくは "Brezel:ブレーツェル" や "Croissant:クロワッサン" 、"Schnecke:渦巻きパン" などの "Brötchen:小さいパン" にはまっていたが、最近は大きなパン "Brot" にもはまっていて、その中のお気に入りのパン "Kastenweissbrot : カステンヴァイスブロート" について。
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ちなみに過去のパンネタはこちら参照。
ドイツ(ヴュルツブルグ)のパン「Broetchen」
ヴュルツブルグのパン屋リストとおすすめ

ドイツのパンと言えば、"Roggenmehl : ライ麦" と "Sauerteig : ザワー種(発酵生地)" を使った "Schwarzbrot : 黒パン" が有名。 お店にはたくさんの黒パンが並んでいて、もちろん時々買うけれども、なかなかパクパク食べれる味ではない。料理と一緒に食べるのにはとっても良いんだけど。。

そんな中、今回の "Kastenweissbrot : カステンヴァイスブロート" は "Weiβbrot : 白パン" 、つまり小麦のパン。日本の食パンに相当するパンで、軽い口当たりでパクパクたくさん食べれちゃう。この半年ほど、このKastenweissbrotにむちゃくちゃハマっているわけである。

ちなみに、ドイツのスーパーでは食パン(Weizen Toast)も売っている。一袋に20枚ほど入っていて1€前後。とっても安い。が、、、パサパサしている。そして耳が美味しくない。。フワモチな日本の食パンが大好きなので、正直言って美味しくない。。さらにスーパーで売っている袋入りのパンもイマイチなものが多い。日本以上に専門店(パン屋)のパンのレベルは別次元である。ちなみに、袋入りでも美味しいのはブリオッシュとかミルクパンとか。
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1枚目が食パン。これは少し高い(と言っても1,20€くらい)まだマシなシリーズ。2枚目はフランスのブリオッシュ。この "Petit Paris" シリーズはフワフワでなかなか美味しい。


そんなこんなで、美味しい食パン "Kastenweissbrot" について。もちろん、お店ごとに味が結構違う。ヴュルツブルグにはたくさんのパン屋があるので(パン屋についてはこちら)、好きな食感・味のパンを見つける過程もとっても楽しいもの。ここでは5店舗の感想を書いてみたいと思う。いつものごとく、評価の★はかなーり個人的な主観によるものなので、参考までに。

ちなみに、値段はどこもほぼ同じで、2€前後。店頭に無い場合も多いので、パン屋で予約をするのが一番手っ取り早く手に入る。


1.Kupsch Bäckerei
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・ ひと口目の香り : ★★★☆☆
・ じわっとくる旨み : ★★★★☆
・ 耳 : ★★★☆☆
・ パリもち感 : ★★★☆☆

スーパー "Kupsch" 併設のパン屋さん。スーパーのパン屋にしてはここのパンは結構美味しいものが多く、普段から良く利用している。ここの"Kastenweissbrot"はレベル的には普通くらい。耳はそれほど特徴は無いが、噛むとパンの甘みがじわっと出てくる。小麦の香りは少なめ。バターとの相性がとてもいいパンである。


2.Maxl Bäck
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・ ひと口目の香り : ★★★★☆
・ じわっとくる旨み : ★★★★☆
・ 耳 : ★★★★☆
・ パリもち感 : ★★★★★

家のそばにある美味しい、ヴュルツブルグに最近どんどん店舗を増やしているパン屋さん。ここの "Kastenweissbrot" は最高。まず、耳がうまい。硬さもちょうどよい。噛むと強めのバター感出迎えてくれる。そしてパンの甘み・旨みがじわっと感じられる。なにより、食べた後の余韻が美味しい。困ったこととしては、食べ始めると一斤食べきってしまうことがあること。。かなりのカロリーなんだろうけど。。。うまいから仕方ない。。


3.Müller Bäck
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・ ひと口目の香り : ★★★☆☆
・ じわっとくる旨み : ★★★☆☆
・ 耳 : ★★☆☆☆
・ パリもち感 : ★★☆☆☆

大手チェーン店のパン屋さん。ここのパン屋は種類が多いので、"Kastenweissbrot" を置いてある店舗はそれほど多くない。予約するのが良いかも。味としては、、まぁまぁ。耳は普通で特徴は無い。噛むと程よい香りと甘みが来るが、後までひいてくるほどではない。もちろんスーパーのパンより圧倒的に美味しいけど、他のパン屋と比べると、、、普通。。


4.Rösner
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・ ひと口目の香り : ★★☆☆☆
・ じわっとくる旨み : ★★☆☆☆
・ 耳 : ★★☆☆☆
・ パリもち感 : ★★☆☆☆

こちらもチェーン店のパン屋。ここの "Kastenweissbrot" は、ちょっと残念。フワフワ感が他よりも少なめ。それが特徴なのかもしれないけど、個人的にはイマイチ。焼いてバター付けて食べたらもちろん美味しいけど、全てが普通で特徴が無い。近くにあるパン屋なだけにちょっと残念。


5.Steigerwald
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・ ひと口目の香り : ★★★★☆
・ じわっとくる旨み : ★★★☆☆
・ 耳 : ★★★★☆
・ パリもち感 : ★★★★☆

ヴュルツブルグの中では少数のパン屋。幸運にもうちの近くにあるので割と行っている。ここの "Kastenweissbrot" は結構ウマい。特徴は耳(上部)の食感。固めでパリパリ。そして焼き目の味と程よいバター感がポイント。中はふわっとしていて食感の違いが美味しい。香りも十分である。お気に入りの "Kastenweissbrot" の一つ。


6.至極の食べ方
この美味しいパンをさらに美味しく食べる方法。

それが最高のバターとお塩とのハーモニー。
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バターの最高峰と言っても過言ではないフランスのECHIRE "エシレバター"。そしてオーストリア ハルシュタットのハーブ岩塩。(エシレバターはヴュルツブルグのデパートにて購入可。)

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パリパリの耳とふんわりとした生地を噛みしめるとじゅわーぁっと広がるエシレバターの甘み。そこに岩塩の強めの塩味とハーブの香り。モチッとした生地を噛みしめていくとじわっと広がる麦の味。。。

個人的に言わせてもらうと、、ヴュルツブルグで食べられる食事で一番至福のひと時だと思う。



程よいバター感、耳のパリパリ、そしてフワッと感。これが "Kastenweissbrot" の魅力。ドイツでは少数派のパンだけど、日本人にとっても合うパンだと思う。ドイツ在住の方は是非チャレンジしてみてはいかがだろうか。

まだまだ奥深いドイツパンの世界。もっともっと色んな味を求めていきたい。