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2018年秋、レンタカー旅

今回は、ポツダムのサンスーシ宮殿を目的地として、中央ドイツの北エリアに位置するアイゼナハのヴァルトブルグ城を経由したルート。その後、ベルリンとベルリン郊外の"ザクセンハウゼン強制収容所"跡。さらにはドレスデンとドレスデン郊外の”ザクセンのスイス(Sächsische Schweiz)”へ。

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その1では、リューデスハイムからアイゼナハを経由してポツダムへ。(約600km)
その2では、ベルリン、ザクセンハウゼンからドレスデン、ザクセンのスイスまで。(約250km)


1.Eisenach, Wartburg:アイゼナハ、ヴァルトブルグ城
まずは、アイゼナハへ。
バッハ生誕の地、そして世界遺産のヴァルトブルグ城で有名だけど、地理的に電車だとなかなか行きにくい。ので、レンタカーがお勧め。

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旧市街に位置するバッハの生家一帯はミュージアムもあったり、バッハ一色。クラシックに精通していないので、その歴史感のみを味わう程度に。

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細かい構造の木組みの家が結構多く残っていて、寄り道する街としてはちょうどいい大きさ。歩き回っていると素敵な雰囲気の小道もあったり、良い感じ。

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昔の城壁も一部残っていて、塔と門の雰囲気もなかなか。

旧市街はほどほどにして、高台の上に見えているWartburg;ヴァルトブルグ城へ。
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高台に建つ城は、木組みと白壁でとても綺麗な佇まい。

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門の奥に見えてくるかわいい建物たち。この瞬間がいつもたまらない。

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城壁の中は、壮大さというよりは、小さな街並みの様な感じ。木組みとレンガの組み合わせが美しい落ち着ける雰囲気。

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山々に囲まれたヴァルトブルグ城。アイゼナハは東西ドイツ国境沿いの街で、その国境がこの森の中にある。現在はHessen;ヘッセン州とThuringen;テューリンゲン州の州境となっていて、アイゼナハは元東ドイツ(テューリンゲン州)。

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ヴァルトブルグ城で出迎えてくれるのが、この特徴的な白いハト。"Pfautauben;クジャクバト" と言い、日本でも動物園にはいるらしい。たくさんの白いクジャクバトが飼われていて、その珍しい綺麗な佇まいがここの雰囲気にもマッチしている。

このあたりでアイゼナハは終了。昼ごはんも含めて3〜4時間ほどの滞在。


2.Potsdam, Schloss Sanssouci, Schloss Cecilienhof:ポツダム、サンスーシ宮殿、ツェツィリエンホーフ宮殿
車で移動して宿泊地でもあるポツダムへ。ベルリンにだいぶ近づいている(電車で20〜30分ほど)けど、都会感は全くなくて湖や緑も多い、生活のしやすそうな街。そしてなんといっても目的の一つでもあるサンスーシ宮殿がいよいよすぐそこに。

まずは市街地から。

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歴史を感じる石造りの古い建物を目にするが、それほど多くは無い。印象的なのは、古い建物のファサードだけが保存されている教会や建物が多いこと。これは、元東ドイツの街でよく見るもので、第二次大戦後に修復が追い付かなかったため(資金的にも)だと思われる。以前周った北ドイツのWismar(こちらのブログページ参照)でも見られたこの状況、冷戦当時の厳しい状況が伝わってくる。

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街の環境はとても素敵。川や湖そしてサンスーシ公園に代表されるような大きな公園がいくつも点在している。

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旧市街を抜けたところにある凱旋門(ブランデンブルグ門)。やたらと綺麗すぎてちょっと浮いているような気もするけど、、でも嫌いじゃないな。。

そしてそこからさらに進むといよいよお目当てのサンスーシ公園。
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とにかく広い公園なのでゆっくり周りたい人は丸一日もしくは1日半くらいとっておいても良いかも。ちなみに、有名なサンスーシ宮殿は館内ツアー時間が決まっていて、観光客の多い時期だと事前ネット予約の方が良いかもしれない。チケット購入ページはこちら。チケットはポツダム市内の全宮殿共通券となっていて、21€。
公園内にあるいくつかの宮殿や少し離れた場所にあるツェツィリエンホーフ宮殿もOK。ただし、当日限り有効なので、有名どころを全て押さえたい人は、計画的にかつ車の方がいいかもしれない。(特にツェツィリエンホーフ宮殿が遠いので。)

では公園内へ。市街地側から入ると最初に見えてくるのが、サンスーシ宮殿。

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この階段状の宮殿、思った以上に平ぺったく感じるデザイン。実際に登っていくとそこそこの高さはあるけども。なんというか、緑が多いこともあるけど、公園に馴染んでいるこのデザイン、他にはない魅力があってなんか好き。この後に行く新宮殿の様な立派な佇まいももちろん素敵だけど、このサンスーシ宮殿の雰囲気はあまり他では見ないなぁ。期待していただけの事はあってスバラシイ。

宮殿内ツアーも良かったけど、、、他のドイツの宮殿をたくさん見たことのある人ならば、、それよりも公園内を散策する方に費やした方が良いかもしれない。。

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周辺の素敵な装飾や池、噴水など、ベンチでゆっくりするには最高の公園。

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サンスーシ宮殿から横へ歩いていくと綺麗な庭園や風車などがあり、そこを抜けていくと見えてくるのがミュージアムになっている Orangerieschloss;オランジェリー宮殿 。サンスーシ宮殿を少し離れると、観光客が一気に減ってくるので、オランジェリー宮殿は待ち時間は少ない(はず)。

そこからさらに新宮殿へ向かって歩いていくと、観光客はほとんどいなくなり、地元の散歩している方に会うくらいになる。
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広い芝生が広がっていたり、ひたすら直線の道だったり。この手の公園の多くは、ヴェルサイユ宮殿に習っているなんてことが多いけど、ここもそうなのかな、、なんて考えながら歩いてもなかなかたどり着かない広さ。ゆっくりするには本当に最高の場所である。

そして見えてくるいかにも宮殿っぽい造りの建物が、新宮殿。現在はポツダム大学の建物なんだだとか。
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夕日に赤い石造りの壁が映えてとても美しい。屋根に並ぶ銅像たちは、ドレスデンのDomや宮殿を思い起こさせる造り。

この静かな雰囲気、広大な公園、素敵な宮殿たち。サンスーシ公園、とても良い!!
(ちなみに、ドイツ語ではフランス語読みになり、 "サンスォセー" 的な発音になり、"サンスーシ"とはっきり発音しても残念ながら通じない。)


次の日、誰もが名前を知っている"ポツダム宣言"、その舞台となったSchloss Cecilienhof;ツェツィリエンホーフ宮殿へ。
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実はこの宮殿、元々はホーエンツォレルン家のために建てられたものらしい。南ドイツでのホーエンツォレルン家の力は、過去に訪れたホーエンツォレルン城などから知っていたけど(こちらのブログページ参照)、こんな北でもその力を保持していたとは知らなかった。

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この星マークよく教科書にも載っているもので、2枚目写真の部屋でポツダム宣言が調印されたのが1945年8月14日というわけ。(その次の日に天皇が「玉音放送」を行ったので、日本では8月15日が終戦記念日。)

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庭園がとにかく綺麗に整備されていて、この庭を見るために来てみてもいいくらい。(中庭や建物周囲は無料。)2枚目写真は、どう見ても顔にしか言えないので思わずカメラに収めてしまった。この手の天窓は目に見えることが多いけど、きちんと口まであって、、なかなか完璧な顔。作った人、絶対に狙ってるよな。。


と言うことで、その1はポツダムまで。このあと、ベルリンとその郊外のザクセンハウゼン強制収容所へ行き、その後南下してドレスデンとザクセンのスイスへ。(その2へ