2016年4月 一部更新
7月の休日、ロマンチック街道の街であり、"進撃の巨人"の舞台ともささやかれる壁に囲まれる街、Nördlingen:ネルトリンゲン へ。その後、ビールで有名な村"Wallerstein"、そして町はずれにあるお城"Schloss Baldern"へ。
今回の3か所はロマンチック街道の中央少し上くらい。
なお、その他のロマンティック街道サイクリングについてはこちらを参照。
・ ロマンティック街道サイクリング 1 ローテンブルグへ その1
・ ロマンティック街道サイクリング 2 ローテンブルグへ その2
・ ロマンティック街道サイクリング 3 Rothenburg〜Dinkelsbuehl
・ ロマンティック街道サイクリング 4 Dinkelsbuehl〜Donauwoerth
・ ロマンティック街道サイクリング 5 Donauwoerth〜Landsberg
・ ロマンティック街道サイクリング 6(最終回) Landsberg 〜 Fuessen
1.Nördlingen:ネルトリンゲン
1)街の位置
バイエルン州の中央左、バーデンヴュルテンベルグ州との境に位置し、ロマンティック街道上にある。そしてシュバーベン地方(南ドイツに広がる地方)の北端とされているらしい。
2)街について
有名なのは、この地が1430万年前の隕石によるクレーターであること。直径24kmもの大きなクレーターで、今では環状の"フチ"がなんとなくわかる程度。(詳しくはこちら。) このクレーターを横断したサイクリングについてはこちら(ロマンティック街道サイクリング 4 Dinkelsbuehl〜Donauwoerth)参照。
その中にあるネルトリンゲンは、中世の建物が多く残る場所として貴重性が高い。詳しいヨーロッパ史はわからないので、いつもの通りwiki情報なのだが、17世紀半ばまでは、交易の拠点として大いに発展して栄えてきたものの、30年戦争などの大戦の後はその影響力も弱まって衰退していった。
さらには、第二次大戦でもそれほど大きな空襲を受けなかったこともあり、17世紀以前に建てられた建造物も多く残っている。ドイツの多くの都市は、第二次大戦で被害を受けているので、この規模で残っているのは珍しいと思う。(wikipediaはこちら。)
街の雰囲気はとても静かな、ドイツの田舎街と言った様相。日本では大きく取り上げられることも多いが、あまり観光地化しておらず、のんびりと時間を過ごすことができる。
城壁をのんびり一周し、静かな街並みを散策し、聖ゲオルク教会の塔から市壁の外に広がる小麦畑を眺めていると、とても心穏やかな気持ちになれる。そんな街、ネルトリンゲン。
PDF地図はこちら(ネルトリンゲン市ページ)からダウンロードが可能。
3)様子
壁を一周しながらの街の眺め
まず旧市街の地図を見て心躍るのは、丸く取り囲む市壁。一周することができるのでぐるっと街を眺めてみることにした。
Berger門とDeininger門。かなりしっかりとした塔で当時の力を感じることができる。
Deininger門そばから市壁に入ってみる。石と木で組み合わされた通路が続いていく。
隣のLoepsinger門。形は、Deininger門とほぼ同じ。
旧市街が思った以上に静かで、住居の多い街であることを体感できる。
聖ゲオルク教会の塔"ダニエル"を中心に広がる旧市街。
Histrischer Rundgang : 歴史散歩道からの街の眺め
2度目の訪問時(詳細はこちら)、街並みをじっくり見るため、歴史散歩道を周ることにした。
このルートで歩くと、古い重要な建物を中心にネルトリンゲンの街並みを存分に味わうことが出来る。
街には小川が流れていて、小川と "Fachwerkhaus : 木組みの家" との相性はいつ見ても最高。
1枚目の建物は、もちろんわざとなデザインだろうけど…。。。見ていると平衡感覚が狂いそうである。。
市壁と合体した建物が多く、歩いていると色々な工夫でスペースを使っていることがわかる。こういった昔の知恵を見るのもとても面白い。
1枚目はマルクト広場と市役所。派手さは無いけど、色味がシンプルで美しい。
1枚目は有名な中世の建物の一つ"クレステルレ"。元々はフランシスコ会修道院らしい。色んな所に建物の説明が書いてあるので、のんびり眺めながら歩いてみるとこの街の歴史を体感できること間違いなし。2枚目は、丁度改築中のFachwerkhaus。この構造が本当に好きだ。。
St.George : 聖ゲオルク教会の塔"ダニエル"からの眺め
最後に、聖ゲオルク教会の塔"ダニエル"へ。
この街のシンボルには石段で登ることが出来る。オープン時間、値段は2枚目参照(HPはこちら)。
上から見ると、赤い瓦屋根が並ぶ可愛い街並みと、丸く囲んだ市壁が見えてとても気持ちがよい。本当は、絵はがきのような、はっきりと市壁で丸く囲まれた街を見たいところだけど(こんな写真)、、近くに山もないし、空から見るしか無さそうなのは残念。。そして恐らく、遠くに見える小高い丘がクレーターの縁なんだろう。
最後はなんとなく可愛かったポスター。
静かな時間が流れるネルトリンゲン。大きな観光地めぐりの合間に入れておくと、心から落ち着けて良いかもしれない。
2.Wallerstein:ヴァーラーシュタイン
1)街の位置
ネルトリンゲンから4kmほど北に位置する村"Wallerstein"へ。ここもロマンチック街道の一つ。
2)様子
正直言うと、なぜここがロマンチック街道の街になっているのかは不明。と言うほど小さなのどかな村である。wikiはこちら。
街(村?)の外観とのどかな家。
街の真ん中の丘には、18世紀にこの地をおさめていたWallerstein候(Fürst Wallerstein)が住んでいた"Burg Wallerstein:ヴァーラーシュタイン城"が建っている。今はこの地方で有名なビール"Fürst Wallerstein"の醸造所になっている。城のHPはこちら。
写真には写っていないけど、ビールケースが大量に並んでいるところを見ると、改めてドイツだなぁ、と感じる瞬間でもある。
併設のレストランではもちろんビールが飲める。が、今回は車なのでWallersteinのApfelschorle(アップルショーレ)を。ビールを味見したけど、、うまかった…。。
Burgの中央にある岩(Wallersteiner Felsen)からはのどかな風景が。遠くに見える塔はネルトリンゲンの聖ゲオルク教会。
それにしても、あまりにのどかな場所で、ビアガーデンに長居してしまった…。。
3.Schloss Baldern : バルデルン城
帰り際に、ロマンチック街道の一つであるSchloss Baldern:バルデルン(バルダーン)城 へ。先ほどのSchloss Wallersteinと同じく、Wallerstein候の居城だったお城。城のHPはこちら。
1)街の位置
Wallersteinから西へ15km程の山に建ち、電車の駅からも遠いので車(か自転車)でないと行くのは難しい。
2)様子
近づくと山の上にひっそりと建つ城が見えてくる。荘厳さは無いけれども、確かに領主だったらここに建てるなぁ、と思うところにしっかり建っている。
駐車場に停めて少し山登り。
そして到着。。と言っても、月曜日に行ったので、休みだった、というオチ。。残念。
お城の城内地図によると、城内ツアーで小一時間ほどかけて、18世紀の部屋の様子を見せてくれるらしい。当時、Baldern伯爵やWallerstein侯爵のResidenz(居城)であったらしく、バロック様式の建物なども見ることができるらしい。日本語表記があるということは、日本人の割合が多いんだろうなぁ。(ロマンチック街道だから??)。
残念ながら中に入ることができなかったので、次回訪れる機会があれば、中の様子をアップしてみたいと思う。
前から気になっていたネルトリンゲンを見ることができ、自然を感じながらのドライブで、身も心もリラックスできた休日であった。まだまだ出かけたいところはたくさん。まだまだ楽しみなドイツ。
<<訪問履歴>>
2015年7月 車にて
2016年4月 サイクリングにて
ロマンティック街道サイクリングについてはこちら。
・ ロマンティック街道サイクリング 1 ローテンブルグへ その1
・ ロマンティック街道サイクリング 2 ローテンブルグへ その2
・ ロマンティック街道サイクリング 3 Rothenburg〜Dinkelsbuehl
・ ロマンティック街道サイクリング 4 Dinkelsbuehl〜Donauwoerth
・ ロマンティック街道サイクリング 5 Donauwoerth〜Landsberg
・ ロマンティック街道サイクリング 6(最終回) Landsberg 〜 Fuessen
7月の休日、ロマンチック街道の街であり、"進撃の巨人"の舞台ともささやかれる壁に囲まれる街、Nördlingen:ネルトリンゲン へ。その後、ビールで有名な村"Wallerstein"、そして町はずれにあるお城"Schloss Baldern"へ。
今回の3か所はロマンチック街道の中央少し上くらい。
なお、その他のロマンティック街道サイクリングについてはこちらを参照。
・ ロマンティック街道サイクリング 1 ローテンブルグへ その1
・ ロマンティック街道サイクリング 2 ローテンブルグへ その2
・ ロマンティック街道サイクリング 3 Rothenburg〜Dinkelsbuehl
・ ロマンティック街道サイクリング 4 Dinkelsbuehl〜Donauwoerth
・ ロマンティック街道サイクリング 5 Donauwoerth〜Landsberg
・ ロマンティック街道サイクリング 6(最終回) Landsberg 〜 Fuessen
1.Nördlingen:ネルトリンゲン
1)街の位置
バイエルン州の中央左、バーデンヴュルテンベルグ州との境に位置し、ロマンティック街道上にある。そしてシュバーベン地方(南ドイツに広がる地方)の北端とされているらしい。
2)街について
有名なのは、この地が1430万年前の隕石によるクレーターであること。直径24kmもの大きなクレーターで、今では環状の"フチ"がなんとなくわかる程度。(詳しくはこちら。) このクレーターを横断したサイクリングについてはこちら(ロマンティック街道サイクリング 4 Dinkelsbuehl〜Donauwoerth)参照。
その中にあるネルトリンゲンは、中世の建物が多く残る場所として貴重性が高い。詳しいヨーロッパ史はわからないので、いつもの通りwiki情報なのだが、17世紀半ばまでは、交易の拠点として大いに発展して栄えてきたものの、30年戦争などの大戦の後はその影響力も弱まって衰退していった。
さらには、第二次大戦でもそれほど大きな空襲を受けなかったこともあり、17世紀以前に建てられた建造物も多く残っている。ドイツの多くの都市は、第二次大戦で被害を受けているので、この規模で残っているのは珍しいと思う。(wikipediaはこちら。)
街の雰囲気はとても静かな、ドイツの田舎街と言った様相。日本では大きく取り上げられることも多いが、あまり観光地化しておらず、のんびりと時間を過ごすことができる。
城壁をのんびり一周し、静かな街並みを散策し、聖ゲオルク教会の塔から市壁の外に広がる小麦畑を眺めていると、とても心穏やかな気持ちになれる。そんな街、ネルトリンゲン。
PDF地図はこちら(ネルトリンゲン市ページ)からダウンロードが可能。
3)様子
壁を一周しながらの街の眺め
まず旧市街の地図を見て心躍るのは、丸く取り囲む市壁。一周することができるのでぐるっと街を眺めてみることにした。
Berger門とDeininger門。かなりしっかりとした塔で当時の力を感じることができる。
Deininger門そばから市壁に入ってみる。石と木で組み合わされた通路が続いていく。
隣のLoepsinger門。形は、Deininger門とほぼ同じ。
旧市街が思った以上に静かで、住居の多い街であることを体感できる。
聖ゲオルク教会の塔"ダニエル"を中心に広がる旧市街。
Histrischer Rundgang : 歴史散歩道からの街の眺め
2度目の訪問時(詳細はこちら)、街並みをじっくり見るため、歴史散歩道を周ることにした。
このルートで歩くと、古い重要な建物を中心にネルトリンゲンの街並みを存分に味わうことが出来る。
街には小川が流れていて、小川と "Fachwerkhaus : 木組みの家" との相性はいつ見ても最高。
1枚目の建物は、もちろんわざとなデザインだろうけど…。。。見ていると平衡感覚が狂いそうである。。
市壁と合体した建物が多く、歩いていると色々な工夫でスペースを使っていることがわかる。こういった昔の知恵を見るのもとても面白い。
1枚目はマルクト広場と市役所。派手さは無いけど、色味がシンプルで美しい。
1枚目は有名な中世の建物の一つ"クレステルレ"。元々はフランシスコ会修道院らしい。色んな所に建物の説明が書いてあるので、のんびり眺めながら歩いてみるとこの街の歴史を体感できること間違いなし。2枚目は、丁度改築中のFachwerkhaus。この構造が本当に好きだ。。
St.George : 聖ゲオルク教会の塔"ダニエル"からの眺め
最後に、聖ゲオルク教会の塔"ダニエル"へ。
この街のシンボルには石段で登ることが出来る。オープン時間、値段は2枚目参照(HPはこちら)。
上から見ると、赤い瓦屋根が並ぶ可愛い街並みと、丸く囲んだ市壁が見えてとても気持ちがよい。本当は、絵はがきのような、はっきりと市壁で丸く囲まれた街を見たいところだけど(こんな写真)、、近くに山もないし、空から見るしか無さそうなのは残念。。そして恐らく、遠くに見える小高い丘がクレーターの縁なんだろう。
最後はなんとなく可愛かったポスター。
静かな時間が流れるネルトリンゲン。大きな観光地めぐりの合間に入れておくと、心から落ち着けて良いかもしれない。
2.Wallerstein:ヴァーラーシュタイン
1)街の位置
ネルトリンゲンから4kmほど北に位置する村"Wallerstein"へ。ここもロマンチック街道の一つ。
2)様子
正直言うと、なぜここがロマンチック街道の街になっているのかは不明。と言うほど小さなのどかな村である。wikiはこちら。
街(村?)の外観とのどかな家。
街の真ん中の丘には、18世紀にこの地をおさめていたWallerstein候(Fürst Wallerstein)が住んでいた"Burg Wallerstein:ヴァーラーシュタイン城"が建っている。今はこの地方で有名なビール"Fürst Wallerstein"の醸造所になっている。城のHPはこちら。
写真には写っていないけど、ビールケースが大量に並んでいるところを見ると、改めてドイツだなぁ、と感じる瞬間でもある。
併設のレストランではもちろんビールが飲める。が、今回は車なのでWallersteinのApfelschorle(アップルショーレ)を。ビールを味見したけど、、うまかった…。。
Burgの中央にある岩(Wallersteiner Felsen)からはのどかな風景が。遠くに見える塔はネルトリンゲンの聖ゲオルク教会。
それにしても、あまりにのどかな場所で、ビアガーデンに長居してしまった…。。
3.Schloss Baldern : バルデルン城
帰り際に、ロマンチック街道の一つであるSchloss Baldern:バルデルン(バルダーン)城 へ。先ほどのSchloss Wallersteinと同じく、Wallerstein候の居城だったお城。城のHPはこちら。
1)街の位置
Wallersteinから西へ15km程の山に建ち、電車の駅からも遠いので車(か自転車)でないと行くのは難しい。
2)様子
近づくと山の上にひっそりと建つ城が見えてくる。荘厳さは無いけれども、確かに領主だったらここに建てるなぁ、と思うところにしっかり建っている。
駐車場に停めて少し山登り。
そして到着。。と言っても、月曜日に行ったので、休みだった、というオチ。。残念。
お城の城内地図によると、城内ツアーで小一時間ほどかけて、18世紀の部屋の様子を見せてくれるらしい。当時、Baldern伯爵やWallerstein侯爵のResidenz(居城)であったらしく、バロック様式の建物なども見ることができるらしい。日本語表記があるということは、日本人の割合が多いんだろうなぁ。(ロマンチック街道だから??)。
残念ながら中に入ることができなかったので、次回訪れる機会があれば、中の様子をアップしてみたいと思う。
前から気になっていたネルトリンゲンを見ることができ、自然を感じながらのドライブで、身も心もリラックスできた休日であった。まだまだ出かけたいところはたくさん。まだまだ楽しみなドイツ。
<<訪問履歴>>
2015年7月 車にて
2016年4月 サイクリングにて
ロマンティック街道サイクリングについてはこちら。
・ ロマンティック街道サイクリング 1 ローテンブルグへ その1
・ ロマンティック街道サイクリング 2 ローテンブルグへ その2
・ ロマンティック街道サイクリング 3 Rothenburg〜Dinkelsbuehl
・ ロマンティック街道サイクリング 4 Dinkelsbuehl〜Donauwoerth
・ ロマンティック街道サイクリング 5 Donauwoerth〜Landsberg
・ ロマンティック街道サイクリング 6(最終回) Landsberg 〜 Fuessen





















































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