2018年3月からいよいよワインの道へ本格的に進むことに。
今後の予定としては、
2018年3月〜9月 ; ワイナリーにて半年間の事前実習(大学入学条件のため)
2018年10月〜 ; "ガイゼンハイム大学;Geisenheim Hochschule" のワイン醸造学部へ入学。
ストレートで卒業できれば3年間、の後、ドイツ国内のワイナリーでの就職を目指す。
そしていずれは、自分の作ったワインと日本食とのマリアージュを提供していきたい。そこがゴールである。
紆余曲折があり、夢をもって渡独してからすでに約4年が経過。1年間の語学勉強ののち寿司の世界で3年。日本で料理の勉強を1年間したとは言え、海外において ”日本食=寿司” である以上、寿司を学べるチャンスがあったのは非常に大きな収穫だった。ヴュルツブルグにて腕のある職人と出会えたのも大きな運命で、寿司に対して一生懸命になれたのはその "マイスター" のおかげで他ならない。日本での様々な経験、ドイツでの貴重な経験を活かすためにも、思い描く夢をしっかり具体化していこうと思う。
険しい道のり
現実に目を向けると、ワイン醸造家としての道のりはたやすいものではない。話を聞けば聞くほど険しい道のりが幾重に連なっている。
まず、農業というのは、基本的には代々守り続けてきた土地で行うもの。そのため、なかなかよそ者には入りにくい現状がある。これは日本でも同じで、長野農業大学での就農研修で何度も聞いた話。その地元の人に認めてもらえなければ、土地も借りれないし、スムーズな出荷もできない。
それがどうだろうか、ここはドイツであり、私は外国人。かつ、失業率が日本より高い上にEU圏内の労働者が溢れ、最近は難民も多くいる。”作業者"は想像以上に溢れているのが現状なのである。
歴史が数百年あるワイナリーがほとんどで、果たして学を身につけた外国人がワイナリーの肝となる醸造家の席につけるのだろうか。。。現状ではなかなか厳しいと言わざるを得ない。
とは言え、ポジティブな話も無いことはないと考えている。
一つは高齢化。日本ではこの先10年で、農地の荒廃が一気に進むともいわれている。ここドイツでもワイナリーの高齢化は大きな問題で、急斜面の多いモーゼル辺りでは特に厳しいようである。もう一つは、日本食の定着である。中規模・小規模の街ではまだまだ日本食と言えば寿司であり、ほとんどがソースのたっぷりかかったスナック感覚のアメリカ寿司である。が、きちんとした日本食(寿司以外の)と共にワインを楽しめる店は事実として確実に増えてきている。寿司がヨーロッパで騒がれてずいぶんになるし、そういった現状を見てみると、寿司がヨーロッパに定着した、と言ってもいいのではないだろうか。
40歳間近であるが、農業の世界ではまだまだ重宝される年齢であるし、プラスαとして、日本食やエンジニアの経験を武器にしつつ可能性を探っていくことは、トライする価値の充分あることだと考えている。
ちょっと本気で書いてしまったが、いずれにしても第2の人生の最大の目標。必死になって食らいついていこうと思う。
まず今の自分に必要なことはもちろん語力。
単なる語力ではなく、勉強のための語力である。つまりは高校レベルの各教科をドイツ語で理解している必要がある。数学、化学、生物、物理あたりは最初に抑えておかないといけない。
いざ、各教科を見てみて気付くのが、ほとんどの専門用語がわからないこと。元々理系なので、解説の図を見れば大体何のことを言っているのかは検討はつくけれども、説明の文章を読むのになんと時間がかかることか。今からドイツ語での授業が不安である。。
ちなみに、4年経った現在のドイツ語力と言うと、、、
こちらから話しかける場合、つまりテーマがわかっている状況であれば、細かいニュアンスは抜きとして、ストレスはほぼ無く話はできている。ただ、フリートークになった場合、かつドイツ人同士の会話を聞き取る必要がある状況では、正直まだまだである。スピードがあがったり方言なども入ってくると正直ついていけていない。この実習が始まってからはそんな状況ばかりなので、そこに対してはどんどん慣れていくとは思っている。
今の生活であれば、聞き取りは慣れていくだろうから、あとは使える単語力をもっともっと増やして、ドイツ人の言い回しを吸収していく段階だと感じている。
のんびりとしていた私のドイツ語力向上スピードも、ようやく加速していきそうな今日この頃である。
と、久々の更新でネガティブな感覚を伝え過ぎているけど、これが素直な現状。
大学が始まるまで半年間。ワイナリーの仕事を肌で覚えつつ、この辺りの基礎をどこまで身につけることが出来るか。そんな奮闘記をこれからちょくちょく書いていこうと思う。
さてさてどうなることやら。。。






コメント
コメント一覧 (16)
ブログが更新されたんですね。
棘の道、わかります。考えても答えが見えない事も多くあります。結局、目標に向って進しかありませんね。やって損になる事は世の中無いっと思っています。何事もやらずに後悔するよりも、自分に鞭を撃っても好きな事をするほうが充実して人生になると思います(飴も忘れずに)
良き人間関係を築く事も大切です。努力と人間関係があれば急に道が開いたりする事もあります。
影ならが応援しています。
毎度読んで頂いて、かつコメントまでありがとうございます。
飴ばかりになってしまうタイプなので、しっかりを鞭をうち続けていこうと思います。
大学をきちんと卒業することがまずは目標ですが、人間関係も広げつつ、可能性を探っていこうと思います。目標がはっきりしている分楽なところもある、と考えて信じて進んでいこうと思います。
ちょくちょく更新していくのでまた覗いてもらえると嬉しいです。
ドイツの大学は入学が超簡単で卒業がかなり難しいと聞きます。頑張って下さい。
コメント及びブログを読んで頂いてありがとうございます。
目標をなんとか実現できるよう、コツコツとやっていこうと思います。入学まで多少の時間はあるので、出来るだけ準備をして臨みます。
今後もアップしていくので、時折覗いていただければ幸いです。
茸さんのワインが飲める日を密かに楽しみにしています!
応援しています!
コメントありがとうございます。私自身も期待してますww
全ての面で経験と知識を積んで、目標に向かっていきたいと思います。
スローペースの更新ですが、今後も時折ブログを覗いていただけると嬉しいです。
以前Frankfurt に住んでいて、今はNRWにおります。
遊びに来た姪とWurzburg に向かう途中で、今更ながらなのですが、Wurzburg の情報を集めていて、ブログ拝見しました。
いろいろ見どころがあるのですね!
今回は時間があまりないので、今度改めて来たいと思います。Gluhwein の時、良さそうですね!
大学、ワイナリーの勉強、応援しています。
コメントありがとうございます。ブログも参考にして頂いているようでうれしいです。Wuerzburgは本当に綺麗でちょうどいい大きさの街です。住むのにも最高でした。是非是非また訪れてみてください。Juliusspitalのワインケラーツアーは特にお勧めです。
お互いにドイツで頑張っていきましょう。また時間のある時に、覗いてもらえると嬉しいです。
コメントありがとうございます。ソムリエをされていたとのことでとても興味深いです。様々なワインを飲む機会の多い今の生活になり、ドイツ語での味の表現が難しくて四苦八苦しています。が、その世界の広さと深さにも改めて感心しているところです。
日本酒もかなり人気が出てきているので、そこにワインもプラスして、日本食とのマリアージュを提案していく道が楽しそうですね。お互いに頑張りましょう。
お時間あるときに、時々覗いてもらえると嬉しいです。
ラインにはまだ行ったことが無いので、色々な情報のアップを楽しみにしています。ではまた!
コメントありがとうございます。まだまだ長い道のりを考えると小さな小さな1歩ですが、大事に踏みしめながら頑張っていきます。楽しいブログが書けるような経験を積んでいこうと思います。
私は今日本酒造ってます!
ワインの勉強もしたいと思っていて、ガイゼンハイム大学候補に入れてます。
入学前のワイン研修は大学側で紹介してくれるようなのですが、生活費とかってどうなりますか?
住み込みで働くとか可能なのでしょうか?
返信いただけるとありがたいです
コメントありがとうございます。日本酒を造られておられるとは興味深いです。醸造学を基礎から学ぶ上で、ガイゼンハイムは良い選択肢の一つだと思います。
研修先は、"Pre-Study"の事前コースを選択すれば研修先を紹介してくれると思います。"Pre-Study"コース以外で研修先を紹介してもらおうと考えておられる場合は、早めに大学へ連絡した方がいいと思います。私も一度問い合わせをしましたが、その時は紹介してもらえませんでしたので。
ドイツでは住み込みはほとんどないと思います。ワイナリーが住居を持っていてそこを貸してもらえる場合もありますが、家賃は払う場合はほとんどだと思います。その他生活費や研修時の賃金など、、色々なパターンがあるので、ページ下のメッセージ欄からメールアドレス付きで送信して頂ければ返信させてもらいます。
久々にお邪魔いたしまして、順調に夢のワイン作りへの道を進まれていること、本当にお喜び申し上げます!!
異国で奮起される姿、勝手ながら励みにさせていただいております。
今後のご活躍も心より楽しみにしております。
コメントと応援ありがとうございます。なかなか更新できておらず恥ずかしい限りですが、マイペースでこんごも面白いネタを書いていこうと思います。
また"久々"の間隔でブログを読みに来てもらえると嬉しいです。Simiさんもドイツかと思いますが、お互い異国の地で頑張っていきましょう。またのご連絡をお待ちしています。