2018年10月、両親を連れて巡る8日間の旅、その2。
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その1(青ルート)では、リューデスハイムをスタートして城めぐりをしながらスイスとの国境、ボーデン湖まで。
今回(赤ルート)はその続きとして、シュヴィーツのホリデーハウスを拠点にルツェルン、ティトリス山、ユングフラウ山、バーゼル三国国境、そしてフランスのストラスブールへ。
マイナウ島を出発し、コンスタンツからスイスへ入国。国境の検問所では停められることも無くスムーズに入国。その後南下し、チューリッヒを経由してスイスの中央に位置する Schwyz;シュヴィーツ へ。
ちなみに、スイスのアウトバーンは有料。チケットを事前購入して車のフロントガラスに貼る必要がある。難点は、1年間の通行券しかないため、短期の旅行でも36,50€の1年券を買わなくちゃいけないこと。それでも日本に比べると全然安いんだけど、、無料のドイツにもう慣れてるし、同じく有料のオーストリアには超短期間の低価格通行券があるし、、スイスのプライドの高さをなんだか感じてしまう。ちなみに2枚目のようなチケットである。チケットについてはこちら(HP)参照。ドイツ国内だと、郵便局(ドイツポスト)やADAC(ドイツ版JAF)などで購入が可能となっている。
1.Schwyz Ferienwohnung;シュヴィーツ ホリデーハウス
ルツェルンのそばを越えると、高い山が次第に見え始める。
スイスと言っても、半分くらいは山の無い平地で、アウトバーンを走っていても南ドイツとそれほど変わらない。ただ、ルツェルンを越えると高い山がどんどん見えてきて、気持ちもどんどん高ぶってくる。
こちら(1枚目)が今回の宿 "Hüttli Stöckli" 。HPはこちら。ここも南ドイツ ノイキルヒ のホリデーハウスに続いて、ロケーションが最高。この小屋がまた可愛らしい。山の中腹の酪農家が所有するホリデーハウスで、牛小屋がすぐそばに。時折家畜の匂いもするけど、、、いかにもスイスなホリデーハウスに泊まりたい方には最高!値段も手ごろでおススメ。
小屋の1階にはテラス?もあったり、さらにはハイジの世界に出てくる麦わらのベッドまで!!子供の遊び部屋らしいけど、これぞまさにスイス。
隣の牛小屋では毎日ミルク絞りが行われていて、チーズも作っている。作業場なども色々と見せてくれてとっても親切。赤ちゃん牛がいたり、羊がいたり。
そして、周りは山肌に牧草地が広がり、こんな景色が広がっている。眼下に広がるシュヴィーツの街、そして奥にそびえる3000m級の山々。なかなかの壮大さで感動間違いなし。宿までの道は狭くて急なカーブや坂道も多いので、、MT車の場合は坂道発進に自信がないと怖いかも。。。
2.Luzern;ルツェルン
スイスのほぼ中央に位置するルツェルン。スイス7番目の都市で人口は8万人ほど。場所はこちら(Google Map)。今回の旅で唯一天候があまり良くなく、残念ながら分厚い雲に覆われてしまった。
ルツェルンと言えば、この木製の橋と塔。いずれも14世紀のものだそうで、橋の内部には歴史を描いた絵が飾られている。
川沿いに建つのはイエズス教会。内部の飾りが美しく、見ごたえ充分。街の高台に見える市壁(2枚目)は15世紀の物らしく、保存状態の良さはスイス一なんだとか。
1枚目はなんだか美味しそうなレストラン。雰囲気が良かったので。。2枚目は旧市街を歩いていて見つけた家系図。ドイツでもよく見るけど、樹に例えて家系図が描かれている。
手ごろな大きさのルツェルン。観光客も少なく街の真ん中に駐車出来て観光しやすい。半日弱で軽く見て周る程度で他の目的地と組み合わせると、旅程に入れやすいかも。
3.Engelberg、Berg Titlis;エンゲルベルグ、ティトリス山 3238m
ルツェルンを散策した後、一気に天候が回復してきたのでルツェルン山の麓、エンゲルベルグへ。ウインタースポーツで特に有名な場所で、夏はハイキングにも最適。ここに数日滞在しても充分楽しむことのできるところ。場所はこちら(Google Map)。
360度山に囲まれたエンゲルベルグ。街中にはたくさんのホテルが立ち並び、少し外れると草原も広がる。2枚目の右側にそびえている山がティトリス山で、3238m。麓からでも氷河があることがわかるが、ロープウェイとケーブルカーで山頂近くまで登ることも可能。今回はユングフラウの登山鉄道を優先したが、ここもいつかは上まで行ってみたいものである。
スキー場はこの時期牧草地になっていて、その間にはたくさんの散歩道がある。この景色を見ていると自然に歩が進んでしまう、と言っても過言ではない。とにかくすがすがしい。
12世紀からあるエンゲルベルグ修道院。乳製品、特にチーズが有名で売店やカフェなども併設されている。一息つくには最高の場所。
たくさんのパラグライダーが飛んでいて、この景色を見ながらの滑空は相当気持ちいいんだろうなぁ。
散歩をしていて見つけた標識 "Ende der Welt"。つまり "この世の終わり"。ここから徒歩15分でそんなところに行けるとは。。。今回は立ち寄らなかったけど、どうも谷の突き当りのようなところらしい。昔は奥までいくのが困難でこんな名前になったんだろうか。。。
4.Jungfraujoch、Berg Jungfrau;ユングフラウヨッホ、ユングフラウ山 4158m
今回のスイス最大の目的地、ユングフラウヨッホへ。
まずはインターラーケンを目指す。途中の峠越えの道では1枚目写真のようなスリリングな道を通ったり、、スイス鉄道と並走したり、綺麗な景色を見ながら進んでいく。ホリデーハウスから2時間弱くらいでインターラーケン辺りに到着し、その後ユングフラウ鉄道の乗車駅である Grindelwald;グリンデルヴァルド を目指して山の奥へ入っていく。
到着して目に飛び込んでくるのは1枚目のような景色。右の山が名峰アイガー。2枚目がユングフラウ鉄道の乗車券。2万円強。。高いけど、、、仕方ない、、、。
様々なかわいい登山鉄道たち。
1枚目のようなところをどんどん上っていく登山鉄道。ラック式と呼ばれる2枚目の写真のようなギアや線路の真ん中に付いていて電車側に付いた歯車を使って急こう配を登っていく。
「ユングフラウ鉄道の車窓から」。どんどん登っていくので、出発地点のグリンデルヴァルドはすぐに眼下へ下がっていく。
そして乗換駅の Kleine Scheidegg;クライネシャイデック駅 へ。
旅疲れもあって酔いやすい状況なので、すぐにユングフラウヨッホまで登るのではなく、ここで1時間程散歩することにした。(ユングフラウヨッホは3500mに位置するので高山病予防が結構重要。) 1枚目は駅から見えるアイガー北壁。その右にメンヒとユングフラウも見えているけど、超逆光で写真は無し。。2枚目写真は20分ほど歩いたところにあるため池。独特の青い色で、そこに反射する山や空がとにかく綺麗だった。
ちょっとした頭の重みも無くなり、高所に慣れてきたのでいよいよユングフラウヨッホへ。
ドイツの Zugspitze;ツークシュピッツェ と同じく、岩盤の中を電車が進んでいく。そして到着したのが、ヨーロッパ最高峰の鉄道駅であるユングフラウヨッホ駅。3454m。2枚目が外から見た展望台。この地下に駅が埋まっている。
興奮を抑えきれず、急いで展望台へ。。。そして、、、
ついにユングフラウ山とご対面。(1枚目) そして、壮大なアレッチ氷河(アルプス最大の氷河)。圧巻である。感無量。。
ユングフラウ山に連なる山々と氷河。
そしてメンヒ山(1枚目)とアイガー山(2枚目)。
氷河の上を歩いて、メンヒの山小屋まで歩いていくことが出来る。(確かイッテQでイモトアヤコがこの山小屋からメンヒ山頂を目指していたはず。)近そうに見えて結構遠く、片道1時間はかかるので時間には余裕を持ちたいところ。空気も薄いので、休みながら行かないと頭痛に見舞われてしまう。
1枚目は左がメンヒ山、右がアイガー山。2枚目の右、崖にくっついているのが山小屋で、ここで軽く飲食が可能。
ユングフラウヨッホ(展望台、駅)のそばには、氷河の中に掘られた氷の通路があり、氷の彫刻などが展示されている。氷河の透明度に驚かされる。
そして面白かったのがこれ。メンヒの山小屋を目指していると、時折こんな看板が。。「メンヒヒュッテまで20分。」なんだけど、つまり、あと20分頑張ったらビールが飲めるよ、っていう看板。確かに水より頑張れるか。。。
こんな最高のユングフラウでした。
5.Basel Dreiländereck;バーゼル(スイス) 三国国境
スイスから帰る途中で、バーゼルにある三国国境へ。ここは、フランス、ドイツ、スイスの国境が交わるポイント。もちろん、国境って線が引いてあるわけでも無いので、雰囲気を楽しむだけなんだけど。。場所はこちら(Google Map)。
スイス側(バーゼル)にはこのようなモニュメントがあり、それぞれの国旗が示されている。ここは、バーゼルの街中からは離れているので、車じゃないと厳しいかも。
写真に写っている川の真ん中あたりが三国国境。右奥がドイツ、左の対岸がフランス、そして手前がスイス。なんとなく、嬉しい気持ちになれる場所、、。
6.Strassburg;アルザス(フランス) ストラスブール
両親にフランスも少し味わってもらいたかったので、ライン川沿いの街ストラスブールへ。アウトバーンを降りてライン川を渡ればそこはフランス・ストラスブール。以前、クリスマスマーケットに来たことがあるがその時の記事はこちら(クリスマスマーケットいろいろ その4:Strasbourg,Colmar)を参照。ストラスブールの場所はこちら(Google Map)。
木組みの家がたくさん並んでいる "プチフランス" 地区。フランスなのになぜプチフランスなのかわからないけど、、この辺りはドイツになったりしたこともあるので、その時の名残なのだろうか。。ここがストラスブールの一つの見どころだと思う。そういった歴史的な背景もあって、ドイツ語が多くの場合で通じるトコロはありがたい。
1枚目はストラスブール大聖堂。ここはからくり時計が有名で、一見の価値がある。街の至る所に2枚目の様な小洒落た小道がぬうように通っていて、散策がとっても楽しい街でもある。
プチフランスそばにある中世の橋 "ポン・クヴェール" 辺りもとても綺麗な場所。奥に見えるのがストラスブール大聖堂。
街角のカフェでキッシュやタルトを食べたりしながら今回の旅を回想。なかなかのんびりする時間は無かったけど、内容がものすごく濃くて充実した旅行を無事に終えることができて最高だった。いつも予定いっぱいで濃い旅行をしているけど、、今回は天気が最高に良くてドイツに来て一番思い通りに進んだ旅だったかもしれない。
またこんな旅がしてみたい、そう思える時間だった。




























































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