田んぼを果樹園に改植する上でまず問題となるのが土中の水分について。
長年水田で使われてきた土地なので、土中の水分が非常に多く、果樹には良い影響を及ぼさない。
ワイン用のブドウの場合は特に重要で、樹が吸い上げる水分をなるべく減らし、ブドウの粒を小さくすることが濃縮したワインの味わいにつながっていく。
ワイン造りにとって、畑の排水をいかに行うかがとても重要なのである。
今回借りる田んぼは3年程休耕田になっていたようだが、晴れた日の写真を見ても、
場所によって湿っている箇所があることがとてもよくわかる。
写真の左手前エリアが表土の色が黒っぽく、この辺りの水分が特に多いようである。
原因はいくつかあって、田んぼの取水口からの水、段々になっている上の田んぼから染み出てくる水、さらには、周囲に流れているU字溝からにじみ出てくる水や土中に埋まっている配管から染み出てくる水もあるだろう。
春先には、圃場の外周に深い溝を掘って、内部に水が入り込まないような対策が必要と考えている。いわゆる暗渠(あんきょ)排水である。暗渠排水はユンボを使って行う予定。
まずは初期の対策として、溝を掘ることでの効果を確認することにした。
1.田んぼの現状確認
まずは田んぼの取水口、排水口の場所を把握しなければいけない。
このエリアのは昔は小さな棚田が並んでいたらしく、昭和中期の圃場整備事業によって現在の形に改良された歴史がある。それから長い月日が経っていることもあって、見えないところでの漏水(U字溝や配管)も当然起きている事だろう。
という事で、田んぼをくまなく歩きまわり、取水口、排水口、暗渠排水の有無などを確認するところから始めた。
土に埋まり、雑草で隠されていた取水管、排水口たち。
取水口の配管はトラクターで踏まれたのか、バキバキである。。
取水口には簡単なふたがされてはいるものの、若干水が入ってきてしまっているので、ここをまずは対策しなければいけない。さらには周囲を見てみると、U字溝沿いが結構ぬかるんでいるので水漏れも一定量あるのだろう。
2.手堀りの溝
まずは手で溝を掘ってみて、どの程度水が溜まるのか、流れるのかをチェックしてみることにした。
まずはU字溝ぞいに1本。溝を掘っているそばから水が溜まってくる。
ぬかるみがまだまだひどい状態だったので、もう一本掘ってみる。
後日少雨の後で確認してみると、しっかりと流れていることが確認できた。
効果があるのは当然と言えば当然なのだが、、この浅さでは表層の水分しか流れていかないので、もう少し深く掘っておきたいところ。。
そこで、お世話になっている先輩農家の方へ相談してみると、、
「手じゃ大変でしょ!管理機でやってあげるよ!」
と。
3.管理機での溝堀
という事で、管理機で溝堀をしてくれることになり、苗木の植樹図面とも照らし合わせて、将来通路となるところに溝を掘ってもらうことに。
そもそも、”管理機”とは何ぞや、と言うレベルの素人なので、、もっと基礎の所を勉強しないと。。
こちらが”管理機”。要は小型の手押し版トラクターである。耕耘もできるし、溝堀なんかもできちゃう万能タイプ。
溝堀と言っても20cmくらいまでしか掘れないが、まずはこれで充分である。
手軽に溝を掘れるのだが、これがまっすぐ溝を掘っていくことがなかなか難しい。
ということで、今回はそのまま作業もお願いすることにした。
最初に足跡をつけて基準を作ってからの溝堀。その足跡も曲がったりしているのに、遠い目印を目標にまっすぐ掘っていく。さすがのベテラン。。感心するのみである。。練習と経験だな。。
ものの1時間ほどでご覧の通り。
いつも色んな事を気にかけてくれて、手伝ってくれて、、本当に感謝しかない。
経験を積んで、早く恩返しができるように頑張っていこう!!
ということで、1枚目の田んぼの溝堀が完了。雨の後の確認をして、2枚目の田んぼへも溝を掘っていく予定である。
まずは2月中に溝を掘っておき、4月頃から田んぼの外周に沿って暗渠排水の工事を行っていければ、と考えているところである。
少しずつ、畑に変わっていく姿を見ていると、愛着がわいてきている今日この頃です。
長年水田で使われてきた土地なので、土中の水分が非常に多く、果樹には良い影響を及ぼさない。
ワイン用のブドウの場合は特に重要で、樹が吸い上げる水分をなるべく減らし、ブドウの粒を小さくすることが濃縮したワインの味わいにつながっていく。
ワイン造りにとって、畑の排水をいかに行うかがとても重要なのである。
今回借りる田んぼは3年程休耕田になっていたようだが、晴れた日の写真を見ても、
場所によって湿っている箇所があることがとてもよくわかる。
写真の左手前エリアが表土の色が黒っぽく、この辺りの水分が特に多いようである。
原因はいくつかあって、田んぼの取水口からの水、段々になっている上の田んぼから染み出てくる水、さらには、周囲に流れているU字溝からにじみ出てくる水や土中に埋まっている配管から染み出てくる水もあるだろう。
春先には、圃場の外周に深い溝を掘って、内部に水が入り込まないような対策が必要と考えている。いわゆる暗渠(あんきょ)排水である。暗渠排水はユンボを使って行う予定。
まずは初期の対策として、溝を掘ることでの効果を確認することにした。
1.田んぼの現状確認
まずは田んぼの取水口、排水口の場所を把握しなければいけない。
このエリアのは昔は小さな棚田が並んでいたらしく、昭和中期の圃場整備事業によって現在の形に改良された歴史がある。それから長い月日が経っていることもあって、見えないところでの漏水(U字溝や配管)も当然起きている事だろう。
という事で、田んぼをくまなく歩きまわり、取水口、排水口、暗渠排水の有無などを確認するところから始めた。
土に埋まり、雑草で隠されていた取水管、排水口たち。
取水口の配管はトラクターで踏まれたのか、バキバキである。。
取水口には簡単なふたがされてはいるものの、若干水が入ってきてしまっているので、ここをまずは対策しなければいけない。さらには周囲を見てみると、U字溝沿いが結構ぬかるんでいるので水漏れも一定量あるのだろう。
2.手堀りの溝
まずは手で溝を掘ってみて、どの程度水が溜まるのか、流れるのかをチェックしてみることにした。
まずはU字溝ぞいに1本。溝を掘っているそばから水が溜まってくる。
ぬかるみがまだまだひどい状態だったので、もう一本掘ってみる。
後日少雨の後で確認してみると、しっかりと流れていることが確認できた。
効果があるのは当然と言えば当然なのだが、、この浅さでは表層の水分しか流れていかないので、もう少し深く掘っておきたいところ。。
そこで、お世話になっている先輩農家の方へ相談してみると、、
「手じゃ大変でしょ!管理機でやってあげるよ!」
と。
3.管理機での溝堀
という事で、管理機で溝堀をしてくれることになり、苗木の植樹図面とも照らし合わせて、将来通路となるところに溝を掘ってもらうことに。
そもそも、”管理機”とは何ぞや、と言うレベルの素人なので、、もっと基礎の所を勉強しないと。。
こちらが”管理機”。要は小型の手押し版トラクターである。耕耘もできるし、溝堀なんかもできちゃう万能タイプ。
溝堀と言っても20cmくらいまでしか掘れないが、まずはこれで充分である。
手軽に溝を掘れるのだが、これがまっすぐ溝を掘っていくことがなかなか難しい。
ということで、今回はそのまま作業もお願いすることにした。
最初に足跡をつけて基準を作ってからの溝堀。その足跡も曲がったりしているのに、遠い目印を目標にまっすぐ掘っていく。さすがのベテラン。。感心するのみである。。練習と経験だな。。
ものの1時間ほどでご覧の通り。
いつも色んな事を気にかけてくれて、手伝ってくれて、、本当に感謝しかない。
経験を積んで、早く恩返しができるように頑張っていこう!!
ということで、1枚目の田んぼの溝堀が完了。雨の後の確認をして、2枚目の田んぼへも溝を掘っていく予定である。
まずは2月中に溝を掘っておき、4月頃から田んぼの外周に沿って暗渠排水の工事を行っていければ、と考えているところである。
少しずつ、畑に変わっていく姿を見ていると、愛着がわいてきている今日この頃です。








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