先日購入したミニユンボ、通称「ユン坊」。

古い中古品で素性もわからないので、一通りの基本的なメンテを実施してみた。
まだまだ内部の構造が把握できていない部分もあったりするので、色々理解しながら楽しく


1.推奨オイルを調べる
今回準備するのはエンジンオイル、作動油、そしてギヤオイル。
車体に、推奨となるオイルの種類が表示されていることが普通なので、そのステッカーを確認する。
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ひび割れていて読みにくいけど、普通に読める状態で残っていてくれて良かった。。

これによると、IHI 15Jの推奨オイルは、
エンジンオイル : API CD級 SAE10W30
作動油 : 耐摩耗性油圧作動油 VG-46
ギヤオイル : API GL-4,GL-5 SAE90

必要な量は、ネットで色々と調べたところ、、
エンジンオイル : 3.8L(エレメント交換時)
作動油 : 15L以上(MAX20L?)
ギヤオイル : 片側 約0.25L
とのこと。
古い機種で情報がなかなか無い中、ネット社会で本当に良かった。。。


2.エンジンオイル、オイルエレメント交換
IHI 15Jに搭載されているディーゼルエンジンはISUZU製3LA1(排気量0.92L)。
建機だしディーゼルエンジンなので高回転は回らないので、エンジンオイルに神経質になる必要は無い。
定期的な量のチェックさえしておけばOKだろう。

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コメリで買ってきたオイルは10W30の普通オイル。
オイルエレメントは元々付いていたものを基に調べて、「PX7」が対応可と判断。

さて、腹下のドレンボルトを外してオイル交換。
車よりも車高が断然高いので作業がしやすい。が、使われているボルトサイズがでかい。。
15Jのドレンボルトの大きさは24mm。
しばらく交換していなかったのであろう。。出てきたオイルは真っ黒けっけ。
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その他の作業をしていても感じるのは、ボルトも部品そのものも車より圧倒的にでかくて重いことが多い。
さすが「重機」である。。
重機は車の様に静粛性やコンパクトさ、衝突安全性などはあまり気にする必要が無いのであろう。
そのためか、部品がむき出しなことが多くて作業性がとても良い。
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オイルは結局、4L全て投入。やや多めだけど問題なし。
ということで、オイル交換、エレメント交換は完了。
(エンジンルームはもう少し綺麗にしたい。。。)


3.作動油交換、作動油エレメント交換
作動油はお初なので、色々と事前にネットで調べて購入。
手頃な価格で調べると "エネオス スーパーハイランド46" 一択の様な気もするが。。
そして作動油のオイルエレメントはユニオン産業のJH-702が対応品。
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知っている車用オイルエレメントと比べてかなり大きくてびっくり。。
オイルタンクの大きさやメンテ期間も違うから当然なのだろう。
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ユンボの良いところは、旋回するので、作業しやすい位置に動かすことができるところ。
作動油のドレンボルトも、旋回させることで非常にやりやすくなる。

実は、オイル漏れをしていた車体なので、オイルの残量はレベルゲージ以下のスカスカ状態であった。
まだ完全にオイル漏れの箇所が直っているわけでは無いのだが、、オイル不足で壊れたらたまらないので交換だけはしておくことにした。
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ちなみに、オイルクーラーからのリターンパイプ(購入時からオイル漏れしていた箇所)も同時に交換している。その作業詳細については別記事で書く予定。


4.走行モーター(減速機) オイル交換
これまたお初の作業なので、しっかりとネットで勉強してから。
作業自体はとっても簡単。

準備したオイルはアイシン ギヤオイル 80W-90。
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岡山県総社市なので、それほど寒くなる地域では無い。低温側の粘度はそれほど気にする必要は無い。
一応、推奨のギヤオイルに似た特性のオイルをネット購入。

走行モーターの場所はこちら。
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3つの6角ボルトが付いているので、そこからオイルを抜く。
本来ならば、ボルトが一番下に来るようにした方が全てのオイルが抜けてくれて良いのだが、、諸事情がありこの状態で動かないので、このまま実施することにした。
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出てきたオイルは真っ黒けっけ。ボルト取付時は、シールテープを巻いて取り付ける。
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新しいオイルを入れて、溢れてきたらOK。どうも半分くらい入っていればOKらしいが、少し多めに注入。

これで完了。


5.各ジョイント部のグリース給脂
ユンボは可動部が非常に多いので定期的なグリース給脂が重要。
一番上の写真(車体に貼ってある給油点検表)を参考に、アームや排土板、旋回モーターへの給脂を行った。


これでとりあえずのオイル管理はOKだろう。手を加えるとどんどん愛着がわいてくるのは車と同じ。
「ユン坊」にはこれからしっかりと頑張ってもらわなければ。。